斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

奥州市での行方不明事件

2017年02月27日 21時25分09秒 | 斎藤秀俊の着眼
岩手県奥州市江刺区のため池にワカサギ釣りに出かけた方々が戻らない。池に張った氷に穴が開いており、周囲に複数の釣り道具が残されていたという。

真冬の氷の張った冷水の中に手を入れると、十秒も立たないうちに手がしびれてきて、痛くて入れていられなくなります。生体活動は化学反応ですから、温度が低くなれば反応は鈍ります。筋肉が動かなくなるなど。

冷水の背浮きはこのような状態ですこれでも水温は10℃。我慢できないわけではないが、奥州市のため池に比べれば条件は大分いいです。

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