検証せずテレビに出る怖さについては、時々警鐘を鳴らしています。
先日、「着衣水泳」の特集をしていた、ある地方局の動画を拝見しました。
泳がせる訓練の様子を出したり、「服が重たい」と言わせたり、あるいは「浮いて救助を待つのがよい」とインタビューをとったり、目まぐるしく言いたいことが変わる内容でした。
これでは視聴者は「どれが本当か?」と迷ってしまいます。さらに間違った知識を植え付けることになります。はたまた、題材に使われたスイミングクラブの信頼はことごとく落ちます。
水の中で服の重さはほぼゼロで若干沈みます。でも服の中にたまっている空気があれば、それが浮力になります。
わざわざ泳がせてしまったら、この大切な空気が服から抜けていってしまいます。
そのような訓練をしているスイミングクラブの方針が全く理解できませんし、そうやって命を落とす子供が将来出たら、責任取れますか?とれるわけがありません。
水難事故にあったら、靴や服の中の空気の浮力を最大限に生かして背浮きをし、呼吸確保に全力を注ぎます。呼吸さえできれば、生きていけるのです。
周囲の人はすぐに119番通報して、救助隊を現場に呼びます。
そういう意味では、海岸で救助訓練をしていた救助隊の方の番組中でのコメント「浮いて救助を待っていてほしい」が最も的確でした。
先日、「着衣水泳」の特集をしていた、ある地方局の動画を拝見しました。
泳がせる訓練の様子を出したり、「服が重たい」と言わせたり、あるいは「浮いて救助を待つのがよい」とインタビューをとったり、目まぐるしく言いたいことが変わる内容でした。
これでは視聴者は「どれが本当か?」と迷ってしまいます。さらに間違った知識を植え付けることになります。はたまた、題材に使われたスイミングクラブの信頼はことごとく落ちます。
水の中で服の重さはほぼゼロで若干沈みます。でも服の中にたまっている空気があれば、それが浮力になります。
わざわざ泳がせてしまったら、この大切な空気が服から抜けていってしまいます。
そのような訓練をしているスイミングクラブの方針が全く理解できませんし、そうやって命を落とす子供が将来出たら、責任取れますか?とれるわけがありません。
水難事故にあったら、靴や服の中の空気の浮力を最大限に生かして背浮きをし、呼吸確保に全力を注ぎます。呼吸さえできれば、生きていけるのです。
周囲の人はすぐに119番通報して、救助隊を現場に呼びます。
そういう意味では、海岸で救助訓練をしていた救助隊の方の番組中でのコメント「浮いて救助を待っていてほしい」が最も的確でした。