斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

本学の室内プールに最新の研究施設が導入されました

2014年04月18日 10時04分40秒 | 長岡技術科学大学の広報
本学には全国の国立大学では珍しく室内プールが完備されています。この室内プールに昨年度末に新しく流水装置と造波装置が設置されました。流水装置はこれまでの流水装置に新たにもう一台を加えて2台体制の運用になります。これで流速1.7 m/s以上の強力な流水を造る事ができます。一方造波装置は25mプール全面では波高0.2m、5mx5m程度に区切れば波高0.6m程度が出せます。本日は、ちょうどその試運転がありました。
 

3機関連携事業として、この装置を利用して水中での人の運動機能の評価や建設系領域の大型実験水槽としての模型実験などをいくつかの高専との共同研究として行う予定です。4月26日には、流水と波を組み合わせて、海浜における離岸流を模した環境をこのプールにつくり、離岸流に流された場合にどのような行動をとることが生還につながるかという基礎的な実験を行う予定です。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 満開の桜 | トップ | 夜桜とともにお花見会 »
最新の画像もっと見る

長岡技術科学大学の広報」カテゴリの最新記事