というタイトルの日本語の解説が掲載されました。
やっと世界がこの現象について、少しずつ理解し、動き出したように感じます。
私の研究室では、ナノポーラスカーボンという、カーボンナノチューブが1次元構造であるとすれば、2次元構造のナノ空間における水や水素の挙動を解析しています。
カーボンナノチューブで、100℃以上でも凍結しているというのであれば、ナノポーラスカーボンの2次元平面空間に閉じ込められた水は、通常の水の密度である、おおよそ1 g/m3よりも高い可能性があります。だから、想定よりも多くの水分子を閉じ込めることができます。実験結果より、1gのナノポーラスカーボンに2 g以上の水を閉じ込めることができます。
さらに、このような高性能な分子吸着特性を示すカーボンは、水素も多く吸蔵します。私の研究室で開発しているナノポーラスカーボンでは、30気圧程度の圧力で、700気圧の水素ボンベに充填するような水素を吸蔵することができます。これも、水素がナノポーラスカーボンの2次元平面空間に閉じ込められた時に、高密度であるためです。
ただ、ナノポーラスカーボンの2次元平面空間に分子が高密度で貯蔵されること自体がなかなか信用していただけません。今回のMITの発表を機会に、私の研究室の研究成果にも注目が集まればいいなあ、と思っています。
ちなみにMITはマサチューセッツ工科大学です。
やっと世界がこの現象について、少しずつ理解し、動き出したように感じます。
私の研究室では、ナノポーラスカーボンという、カーボンナノチューブが1次元構造であるとすれば、2次元構造のナノ空間における水や水素の挙動を解析しています。
カーボンナノチューブで、100℃以上でも凍結しているというのであれば、ナノポーラスカーボンの2次元平面空間に閉じ込められた水は、通常の水の密度である、おおよそ1 g/m3よりも高い可能性があります。だから、想定よりも多くの水分子を閉じ込めることができます。実験結果より、1gのナノポーラスカーボンに2 g以上の水を閉じ込めることができます。
さらに、このような高性能な分子吸着特性を示すカーボンは、水素も多く吸蔵します。私の研究室で開発しているナノポーラスカーボンでは、30気圧程度の圧力で、700気圧の水素ボンベに充填するような水素を吸蔵することができます。これも、水素がナノポーラスカーボンの2次元平面空間に閉じ込められた時に、高密度であるためです。
ただ、ナノポーラスカーボンの2次元平面空間に分子が高密度で貯蔵されること自体がなかなか信用していただけません。今回のMITの発表を機会に、私の研究室の研究成果にも注目が集まればいいなあ、と思っています。
ちなみにMITはマサチューセッツ工科大学です。
2015/11/18 朝鮮日報
先進国を参考「生存水泳」授業、韓国の全小学校で実施へ
ちょうどこの年の8月にKBSの取材を受けました。オリンピックを目指すのではなく、自分の命を守るためだそうです。
それなら、なおさらういてまてですね。
先進国を参考「生存水泳」授業、韓国の全小学校で実施へ
ちょうどこの年の8月にKBSの取材を受けました。オリンピックを目指すのではなく、自分の命を守るためだそうです。
それなら、なおさらういてまてですね。
中国科学院宁波材料技術及工程研究所にお邪魔しました。
同所の汪爱英先生に招かれて、研究所の皆さんに研究講演を行いました。
タイトルは
Diamond-like carbon and its classification
でした。
中国でもDLCの工業応用は盛んですが、大学や研究所でしっかりとグループを組んで組織的に研究ができていないということで、今回はその種まきになればという気持ちで、おうかがいした次第です。
中国科学院宁波材料技術及工程研究所です。中国科学院は、中国で最も権威のある科学技術推進機関です。
宁波はNingbo ニンボーと読みます。
入り口には、講演のポスターが掲示されていました。
講演中の様子です。
汪爱英先生(一番左)と一緒に記念撮影です。
夕食のときにいただいた氷菜です。日本ではあまり見かけないサラダですが、葉がシャキシャキしてしかも繊維質が口の中に残らない、不思議な葉っぱです。美味しくいただきました。これ、日本でもはやるといいな。
宁波から、次は鄭州に向かいます。
乗車の高速鉄道です。鄭州まで6時間かかります。
向こうのホームには同じく鄭州行の列車がとまっていました。あっちはその3倍くらいの時間がかかるそうです。
同所の汪爱英先生に招かれて、研究所の皆さんに研究講演を行いました。
タイトルは
Diamond-like carbon and its classification
でした。
中国でもDLCの工業応用は盛んですが、大学や研究所でしっかりとグループを組んで組織的に研究ができていないということで、今回はその種まきになればという気持ちで、おうかがいした次第です。
中国科学院宁波材料技術及工程研究所です。中国科学院は、中国で最も権威のある科学技術推進機関です。
宁波はNingbo ニンボーと読みます。
入り口には、講演のポスターが掲示されていました。
講演中の様子です。
汪爱英先生(一番左)と一緒に記念撮影です。
夕食のときにいただいた氷菜です。日本ではあまり見かけないサラダですが、葉がシャキシャキしてしかも繊維質が口の中に残らない、不思議な葉っぱです。美味しくいただきました。これ、日本でもはやるといいな。
宁波から、次は鄭州に向かいます。
乗車の高速鉄道です。鄭州まで6時間かかります。
向こうのホームには同じく鄭州行の列車がとまっていました。あっちはその3倍くらいの時間がかかるそうです。