時間と潮は人を待たない
いい天気の部類に入るのでしょうか。午前中2時間テニスをやってきた。和やかで楽しい時間を共有できた。午後は成城学園の福井歯科に行ってきた。小田急OXはやっぱりいいものを置いてある。成城石井も完敗だ。
今日の朝日新聞の折々の言葉は、山田かまちがとりあげられている。
http://www.asahi.com/special/oriorinokotoba/
明日17になる。逃げつづけて17年になる。
(ある少年)
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10代に向けて書かれた本には「14歳の~」というタイトルのものが多い。かつての元服の年頃である。戦後のある時期までは、大江健三郎の小説「セヴンティーン」をはじめ、歌謡曲や漫画でも17歳が危うい季節の象徴だった。17歳のとき自室でエレキギターの練習中に感電死した山田かまちを記念する美術館を訪れた少年は、こう記帳した。山田の作品集「青い炎」から。
http://matome.naver.jp/odai/2140456670606861601
平成20年9月12日(金)の日記から
出張の途中に 山田かまち水彩デッサン美術館に寄って。
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014040100192/
NHKで放送されたビデオを編集し見せた記憶が蘇った。あの場所だった。時間がなかったので周辺をゆっくり見られなかった。川、山、予備校を見てみたい。観音様が見えたので上ってみた。駐車料金420円取られた。時間がなくなった。遠くから見ただけでサヨナラ。途中の田んぼの緑が綺麗だった。風に靡く稲穂がなんともいえない。案山子が素晴らしい。久しぶりに自然を堪能した。
平成20年12月21日(日) 日曜クラス スクーリング
情報技術基礎の授業でとりあげた。山田かまちの特集(NHK)したビデオを教材とし、「生き方」を考えてもらい感想をワードで書いてもらった。女子生徒の感想を紹介。(ちょっと長くなるけど)
このお話は始めて聞きました。17歳にして亡くなって数多くの作品をこの世に残していることに驚きました。17歳で感じることにしては、かなり大人だと思いました。「生きる」ということについてあの若さであそこまで深く考えたりすることも凄いと思うし、物凄い感性だなと思いました。私も結構答えのないことについて深く考えたりしますが、生きることってなんだろうと思っても答えはないのに考えてしまいます。かまちさんは、生きることを生きろと言っていてその発想力にびっくりしました。なぜ、あそこまで多彩な才能とユニークな発想の持ち主が、17歳にして感電事故なんかでこの世を去ってしまったんだろうと思いました。けど、亡くなってしまったからこそ今彼のたくさんの作品が注目されたのかなとも思います。彼の作品を少ししか見ていませんが、誰もが考えたり答えのない疑問を抱くと思うんですが、なんだか答えを教えられたような気がします。生きることや愛に答えはない、それがある意味答えなのかなと思いました。たまたま最近身内が植物状態になってしまって、命について考えたり生きることについて考えたりしました。答えはわからないけれど、生きることを生きろって言葉には、すごく共感しました。今の17歳であんなに物事を深く考えたり感受性が豊かな子なんているのかなと思いました。亡くなってしまったけれど、彼が生きた意味も残したものも今生きてる人たちにちゃんと受け継がれていて素敵だなぁと思いました。