「バブル組」が拓く新たな働き方
出世のためには深夜残業や休日出勤もいとわず、家庭を犠牲にして会社に減私奉公する———。
典型的な日本のサラリーマンを、作家の安土敏は会社に雇われた「社畜」と表現した。
社長の指示で不正会計に手を染めた東芝社員も社畜である。
だが、会社に忠誠を誓う代わりに雇用を守る暗黙の「契約」を、会社は反故にし始めた。
世界競争にもまれる中、かつて大量採用した「バブル入社組」を支えきれなくなってきた。
捨てられるバブル組。だがそれを「卒業」と考えれば、必ずしも不幸ではない。
今こそ、自らの意思で社畜と決別しよう。そこから働き方の未来が拓く。
日経ビジネス2015.08.05
実は、明日の自分史講座の原稿を整理していた。ちょうどバブル時代のことを書いていた。テニス人気もすごかった。そんな時、この記事と出会った。どんな新しい働き方を開拓していくのだろう。