実家から、今晩『ゲド戦記』をテレビでやるよと電話がありまして、さっきまで寝支度をしながら観てました。
僕も少し手伝ったんですよ。
もう、15年ぐらい前になるんじゃないですかね。
宮崎吾朗監督は建築の勉強もしてたそうですから、ゲド戦記の「クモの城」も楽しんで作ってたんじゃないでしょうか。
クモっていうのが面白いね。
死の恐怖に取り付かれてるところなんか、コロナ禍を連想してしまうよ。
死の恐怖に取り付かれてるのは主人公のアレンも同じでさ。
アレンが父親を殺すところは、森喜朗への集団リンチを連想したな。
ちょっと強引か?
あと、クモの嘘つきなところは、新型コロナの恐怖ばかり煽る玉川徹やテレビにでてくる専門家だよな。
クモなんか見るからに怪しい専門家みたいな奴なのに、アレンはクモの言うことに素直に従っちゃうところがあるでしょ。
大丈夫かなあと思っちゃうよね。
死の恐怖に取り付かれて、父親を殺しちゃってるわけだよな。
リアルに考えたら生きていけないな。
生きてどう償うというのかな。
クモの最後は、気味悪さと滑稽さがうまい具合に出てました。
子供の頃に観てたら、夜眠れなくなってたかもな。
声が田中裕子さん。
低くて冷たい喋り方がいいんですよ。
さすがやねえ~。