以前、神経症の体験談をブログに書きました。
それは大人になってからの出来事でしたが、過去を振り返ると、子供の頃にも神経症になりかけたことがあったなと思いましてね。
歯医者でちょっとした手術をしましてね。
夜中に麻酔が切れて、痛くて眠れない。
痛み止めも効かないし、縫ったところから血が出てくる。
それで次の日歯科に行って医者に痛みを訴えても、大丈夫だよと言われてしまう。
子供の僕としては、医者に大丈夫と言われても痛みがあるわけで、その痛みが解ってもらえない事がショックだったんですよね。
とても不安で、それが今思えば神経症の入口だったんじゃないかと思います。
でも数日たったら医者が言う通り痛みはなくなりまして、頭の中から不安な思いがパッと霧が晴れるようになくなりました。
コロナ騒動の中で新型コロナの恐怖に怯えてる人にとっては、いつ終わるのかという不安があるんじゃないかと思うんですね。
ウイルスが蔓延するといつまでも増えていきそうだしね。
それに対して、「大丈夫、もうピークは過ぎたから」と言われても、自分の不安が解ってもらえていないと感じるだけでしょう。
でもウイルスはやがて収束に向かう事になりますよ。
でも不安が解ってもらえない人にとっては、次の感染の波が気になる。
「波は何度でも、来るものなんだよ」とか「日本はさざ波だよ」と言われても、海外には恐怖を増強するような話がある。
ワクチンが効かないと聞くと、ウイルスが免疫から逃れていくように思えてくるし。
それを持ち出して恐怖を訴えても、インフルエンザの例を持ち出されるから、はぐらかれされたような気分になる。
そしてアメリカやヨーロッパに比べたら、さざ波のような変異株の第4波が来たわけですが、やはりピークがきて収束するでしょう。
PCR検査をやる限りは何度でも、さざ波が来ては去ってゆく。
「恐怖」が「安心」になかなか書き換えられない。
そして、この波を観ながら強権を発動するタイミングを見計らっているのが小池都知事だったりしてさ。
勝負師の目をしてさ。
目が泳いでる知事もいるけどね。
それを恐怖に取り付かれた大衆が支持するから、どんどんエスカレートしていくわけでしょ。
視聴率を稼ぐ羽鳥モーニングショーもね。
そういうのを、のさばらせていいわけないじゃない。