家を燃やす

2021-03-18 22:44:11 | 日記
『生きものの記録』という映画。

原爆の恐怖にとりつかれた男の話ですが、映画が作られた時代背景として、原爆実験の事があったり、核戦争が起きるんじゃないかという不安があったのだろうと思います。

主人公の男が家族に安全な国に移住しようと説得するけれど、家族からは反対されてしまうんでしたっけ。

話しても無駄だと思った主人公が、家を燃やしてしまうんだよな。

最後は精神病院に入って、太陽を見ながら「燃えとる燃えとる」いうんだよ。

太陽を核戦争で火だるまになった地球だと思い込んでるんだな。

すごい話です。

恐怖にとりつかれて家を燃やしてしまうなんて思い着かないですよ。

でも、どこか他人事になれない。


コロナ禍でもテレビに恐怖を煽られてしまって、外国に移住したいと言ってる方もいますからね。

国民がこんなに怯えてしまっては、家と言っても国家が危ないですよ。

新型コロナの恐怖で東京オリンピックが中止になったら、ますます国民の恐怖は正当化されていきそうだよ。

新型コロナは日本では幸いにもインフルエンザ以下のウイルスなのに、政治家は支持率を気にしてそんなことも言えない空気になってしまった。

新型コロナが恐ろしいと思ってる人々は、生きものの記録の主人公を見ても、自分の事とは思えないかもな。

周りはみんなマスクしてるしさ。

マスクをしてない人の方が狂ってると思ってる人もいるんだろうね。

恐ろしいわ。























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グロテスクな春

2021-03-18 14:12:22 | 日記








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あつ子は思う

2021-03-16 22:51:37 | 日記
森喜朗の発言を、その場にいた女性たちは、どのように聞いていたのだろうか。

僕もその場にいた女性になったつもりで、考えてみようと思いました。

これから何人もの女性が出てきますが、みんな「あつ子さん」ですので、気にしないで下さい。

まず、「わきまえてる」と言われた組織委員のあつ子さんはどう思うか。

あまり自分に自信のないあつ子Aは、嫌みをいわれてるように思うだろう。

自分に自信のあるあつ子Bは、当然じゃないかと思うだろう。

謙虚なあつ子Cならば、自分の言動を省みるだろうか。

いずれにしても、森喜朗が自分たちの事をちゃんと見てるのだから、これを機に気持ちを引き締めようと、組織委員のあつ子たちは思うだろう。

一方、「時間がかかる」ラグビー協会のあつ子はどうだろう。

我に返ったあつ子Dは、恥ずかしくなって俯いてしまうだろう。

頑張ってきたあつ子Eは、何もこんな場所で言わなくてもいいじゃないかと、腹を立てるかもしれない。

割と客観的なあつ子Fなら、まあ、言われてもしょうがないと思うだろう。


そして、この両方の様子を見ていた橋本あつ子は、こう思うのではないだろうか。

ラグビー協会の子や組織委員の子も、経験や能力の差はあっても、それぞれ頑張っているのだから、その頑張りにあった評価を一人一人にしてあげたらいいのではないだろうかと。

そりゃあ森喜朗だって、みんなそれぞれ頑張ってるのはわかっているだろう。

だから、あつ子は森喜朗の発言のどこが女性蔑視なのかが分からないの。

何故、集団リンチで森喜朗を辞任に追い込んだのかがわからないの。







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存在感

2021-03-15 22:53:34 | 日記
アニメーターの大塚康生さんが亡くなったそうだ。


僕らの年代のアニメーターは、大塚さんの絵に憧れました。

大塚さんの描くテレビシリーズの『ルパン三世』が好きでね。

原作のモンキーパンチさんの絵もいいんですが、僕は大塚さんのルパンが好きです。

黒いライダースーツの峰不二子がいいんですよ。

乗ってるバイクも実際にあるバイクでさ。

そういう実際にあるバイクやピストルが、キャラクターの存在感を引き立てていましたよ。

まあ、僕はひたすら峰不二子が好きでしたが。

声優さんが二階堂有紀子さんね。

二階堂さんの声が、またいいんだよ。

耳元で囁いてるような、呼吸を感じる声っていうのかな。

その声でルパンと会話するんですよ。

ルパンの声は若い頃の山田康雄さんでしょ。

この頃の山田さんの声がハードでいいんですよ。

山田さんがルパンなのか、ルパンが山田さんなのかというぐらい、役にはまってましたよね。


そういうわけで、話は絵に戻りますが。


ルパンの細い独特なシルエットが、画面の中に立ってる姿とかねえ。

力の抜けたポーズから、素早いアクションに移るところとかさ。

オープニングがまた、カッコイイんですよ。


大塚さん、さすがですよ。




ご冥福をお祈りします。



















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ポチはアメリカを見てる

2021-03-14 22:05:25 | 日記
コロナ禍の対応として。

ヨーロッパやアメリカの感染状況と比較しても、緊急事態宣言を出すほどの状況にない日本。

なのに、アメリカ並に自粛している日本。

アメリカ並に自粛しているのに、それに見合った国からの補償がないのも日本。

今こそ日本はお金をじゃんじゃん擦って国民に配るべきだと、藤井聡先生はおっしゃってる。

しかし政府はそれをやらない。

そしてお金をじゃんじゃん擦れないのは、GHQの戦後の占領政策にあると指摘していた。

じゃんじゃん擦ったお金で、日本が再び軍事国家にならないようにするのが目的だ。

日本はコロナ禍でもアメリカのポチだった。

政府のコロナ対策が弱すぎると言ってる人も、アメリカの新聞を持ち出して強い対策をしろと言っていた。

そして結果として、いつの間にかアメリカと足並みを揃えるように、必要のない自粛をしている。

これもポチだからだろう。

東京オリンピックに関しては最初からポチだが、自粛のご褒美がもらえなくて国民のポチの不満が爆発しているものだから、開催が難しくなっている。

政府のポチは、国民のポチに対してこう思ってるかもしれない。

「アメリカに言えよ」

アメリカで起きている感染地獄が、きっと日本でも起きると思うのもポチだ。

つまりマスコミもポチ。

アメリカがくれた平和憲法の陰から与党に吠えてる野党もポチ。

東京オリンピックは開催した方がいいと言ってる僕も、開催中止派から見ると、アメリカのポチ。


アメリカには絶対吠えないのがポチ。














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