先週から、社員研修旅行でベルギーに行ってきました。
その時に行った植物園の中にある木材博物館がなかなか興味深いものがあったのですが、、
その中の展示の一つで、「どの材料が地球温暖化の原因か」
と言うことを小学生にも分かるように展示していました。
(実際、小学生が団体で勉強にくる場所らしいです。)
展示の内容は木材・コンクリート・プラスチック・鉄を
1kg製造するのに二酸化炭素をどれぐらい排出するかと言う説明です。
見るとだれでも分かります。
金属やプラスチックは製造するのに多くの二酸化炭素を排出しますが、
木材は植林されていますから、排出量はマイナスになります。
日本では多くの人が、環境破壊を防止するめたに、木材は使わない方が良い。
金属やプラスチックはリサイクルしているので、環境にやさしいと思っておられますが、
実際には、その反対で木材は使えば使うほど環境にやさしいと言う結果です。
日本は森林国なのに、大人も子供も事実とは異なるように認識されるようなことが多いのですが、
ヨーロッパでは(北米もそうですが)、事実を正しく、分かりやすく小学生に教えています。
ちなみに説明文は、英語・フランス語・ドイツ語・オランダ語で記載していました。
ベルギーの小学生は何か国語を使えるのでしょうか。
これも今回驚いたことの一つです。
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