ウッドデッキの工法は、
本場カナダ・アメリカの工法を日本ではそのまま使えませんので、
(床下の構造がかなり高くなり、日本ではそのまま適用するのには無理があります)
日本では二つの工法が存在します。
デッキの教則本で指導されている工法は一見簡単ですが、実際には困難な方法です。
次の方法が一般の人が作ってもプロの業者がしてもベストの方法です。
①基礎
ウッドデッキの基礎は束石を置くだけがベストです(理想の基礎の項目をご覧ください)。
デッキの下は雑草は原則生えませんが、繁殖力の強い雑草が生える場合があり、
その時はデッキの床板の間から出てくるのでどうしようもなくなります。
そのため防草シートは貼って、そのうえに砕石を置くのがお勧めです。
②床下構造
ウッドデッキの床下構造については、デッキの教則本に掲載されている工法では、
束の横に大引きをビス止めで支えるようになっていますが、この工法では強度がありませんし、
大引きの高さをそろえるのが困難です。束の上に大引きを乗せて、
それを接合金物で固定する方法がもっとも簡単で強度があります。
この工法の最大のメリットは、多少いい加減に作って精度が悪くても、
床板の段階で直角を補正できるので、
完成すると、きっちりした精度で綺麗に仕上げることができます。
これに対して教則本に掲載されている方法は最初の狂いが後々まで影響し、
完成しても素人が作ったと分かる程度のものしかできません。
(実際には基礎の工事でミリ単位の仕事はかなり困難ですので、教則本の工法ですと、
どうしてもデッキが完成した時の精度は出ていません)
③デッキの完成
デッキの教則本の方式は束がデッキの外周部にあるので、少しの狂いも許されませんが、
この方法であれば束はデッキよりも200~300mm中に入るので見栄えもよく、
また、多少の設置誤差があっても見栄え上も構造上も問題ありません。
よく質問でデッキの縦張りと横張りはどちらが良いかを聞かれるのですが、
すべての条件下であれば縦張りが良くて、
間口が4m(床板1枚を超えない範囲)であれば縦張りでも横張りでもどちらでも良いということになります
詳しくはこちらの「デッキは縦張りが良いか横張りが良いか」のサイトをご覧ください。
④手摺をつける
デッキの教則本には床下の束と手摺を兼用するようになっていて、
一見合理的ですが、実際には手摺の部分を床板をL字型やコの字型にカットしなければならないので、
かなり面倒な仕事で見栄えもよくありません。
手摺は後でこのように取り付けるのがベストですが、
この取り付け方法は大手のエクステリアメーカーは取り付け金物を別注製作しているところがほとんどです。
弊社の場合は木材を加工して(弊社の特許が認められました)、ボルトで強固に床板に取り付けています。
この工法の良いところはど素人が作ってもプロ以上の仕上がりになることです。
欠点は束と大引きの接合金物や、手摺の取り付け金物を別注制作したり、
手摺の取り付け工法を開発しなければならないので、販売する業者としては面倒で、
特にホームセンターのように材料販売をを主にされているところはやりにくいと言うことがあります。
弊社が販売しているキットデッキは、この理想的な工法に準じて製作されています。
そのため施工されたお客様の評価は非常に高いものがあります。
詳しくはこちらのキットデッキサイトをご覧ください。
本場カナダ・アメリカの工法を日本ではそのまま使えませんので、
(床下の構造がかなり高くなり、日本ではそのまま適用するのには無理があります)
日本では二つの工法が存在します。
デッキの教則本で指導されている工法は一見簡単ですが、実際には困難な方法です。
次の方法が一般の人が作ってもプロの業者がしてもベストの方法です。
①基礎
ウッドデッキの基礎は束石を置くだけがベストです(理想の基礎の項目をご覧ください)。
デッキの下は雑草は原則生えませんが、繁殖力の強い雑草が生える場合があり、
その時はデッキの床板の間から出てくるのでどうしようもなくなります。
そのため防草シートは貼って、そのうえに砕石を置くのがお勧めです。
②床下構造
ウッドデッキの床下構造については、デッキの教則本に掲載されている工法では、
束の横に大引きをビス止めで支えるようになっていますが、この工法では強度がありませんし、
大引きの高さをそろえるのが困難です。束の上に大引きを乗せて、
それを接合金物で固定する方法がもっとも簡単で強度があります。
この工法の最大のメリットは、多少いい加減に作って精度が悪くても、
床板の段階で直角を補正できるので、
完成すると、きっちりした精度で綺麗に仕上げることができます。
これに対して教則本に掲載されている方法は最初の狂いが後々まで影響し、
完成しても素人が作ったと分かる程度のものしかできません。
(実際には基礎の工事でミリ単位の仕事はかなり困難ですので、教則本の工法ですと、
どうしてもデッキが完成した時の精度は出ていません)
③デッキの完成
デッキの教則本の方式は束がデッキの外周部にあるので、少しの狂いも許されませんが、
この方法であれば束はデッキよりも200~300mm中に入るので見栄えもよく、
また、多少の設置誤差があっても見栄え上も構造上も問題ありません。
よく質問でデッキの縦張りと横張りはどちらが良いかを聞かれるのですが、
すべての条件下であれば縦張りが良くて、
間口が4m(床板1枚を超えない範囲)であれば縦張りでも横張りでもどちらでも良いということになります
詳しくはこちらの「デッキは縦張りが良いか横張りが良いか」のサイトをご覧ください。
④手摺をつける
デッキの教則本には床下の束と手摺を兼用するようになっていて、
一見合理的ですが、実際には手摺の部分を床板をL字型やコの字型にカットしなければならないので、
かなり面倒な仕事で見栄えもよくありません。
手摺は後でこのように取り付けるのがベストですが、
この取り付け方法は大手のエクステリアメーカーは取り付け金物を別注製作しているところがほとんどです。
弊社の場合は木材を加工して(弊社の特許が認められました)、ボルトで強固に床板に取り付けています。
この工法の良いところはど素人が作ってもプロ以上の仕上がりになることです。
欠点は束と大引きの接合金物や、手摺の取り付け金物を別注制作したり、
手摺の取り付け工法を開発しなければならないので、販売する業者としては面倒で、
特にホームセンターのように材料販売をを主にされているところはやりにくいと言うことがあります。
弊社が販売しているキットデッキは、この理想的な工法に準じて製作されています。
そのため施工されたお客様の評価は非常に高いものがあります。
詳しくはこちらのキットデッキサイトをご覧ください。
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