エイジング・・・年数の経過を表現する技法ですが、
10年ほど前に大阪の某テーマパークを作った時に、
この表現がやたらと出てきました。
デザイン図があるだけで、後はアメリカ人のデザイナーからの口頭での指示です。
曰く「100年前のサンフランシスコの波止場を作ってくれ、但し、作ってから20年経過した雰囲気でね。
詳しくはフロリダのオーランドにあるからそれを参考にして。」
と言うことで、恐々アメリカに行って見てきました。
この程度であれば充分できると言う自信はあったものの、
こんなものは、デザイナーの主観の世界。
それで実物大のサンプルを作って「あなたの言うのはこんな程度だね。」と確認してもらいました。
版権の関係で現物の写真をオープンにはできませんが、
サンプルを解体した時に、記念に柱の一部をカットして会社の資料室に飾っているのがこれです。
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