パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

私と乳がん  「EC療法副作用編」

2016-03-20 19:34:29 | 乳がん抗がん剤

EC療法は、確か(ごめんなさい忘れました)2種類(?)の薬剤を身体にいれるのだけれど、印象的なのはその色。真っ赤。

デリケートな人は、この赤色パックを見た途端吐き気を感じるとか・・・。(看護師さんがそう言った。)

が、今は抗がん剤に対する対処療法が進んでいる、すごい吐き気止め「イメンドカプセル」がある。

私もイメンドのおかげで一度も吐かなかった。「イメンドは、世界で一番効果のある最先端いく吐き気止めです!」と看護師さんに言われたのでそれを信じた。これを飲めば大丈夫だなと。

投与後2~3時間は、わりと普通だが、夕方から夜にかけて怠くなってくる。

で、翌朝は普通に起きられるが、2日ほどしたらだんだん辛くなる。3週間に一度の投与だが、前半10日間は辛く後半10日間は、わりと平静になったのがEC療法。調子がいい時と悪い時のメリハリがある。毎日チェック表に身体の状態を書くけれど(吐き気・食欲・熱・その他色々)途中でいい加減になるくらいの余裕はあった。→単なるずぼらだが。

EC療法は、メリハリが分かったので、予定も立てやすい。後半に外出するとか。

投与1回目で私が一番感じたストレスは脱毛だった・・・。抗がん剤前にショートカットにしておいたが・・・。とにかく髪の毛が抜けるのがうっとうしい・・髪の毛がもともと多いし、家中いたるところに散らばるので、コロコロローラーを持って家の中を歩いていた。以後コロコロローラーは必需品。

投与2回目で参ったなと思ったのは味覚障害。 最初はあまり感じなかった・・・多少あったかなという。ところが2回目の投与の時、いきなり味が分からなくなった~ビックリしたなぁ。ザラザラして何食べても砂をかんでいるようで。ショックだった。食事前に炭酸水でうがいするといいと聞いたけど・・・効果なかった。味覚障害で食欲がない時は、夏だったので食べやすいもの、アイス・ウイダーインゼリー・お茶漬けが多かったかな。味覚障害も、色んな感じがあって、身体に悪いもの(笑) フライドポテトとかハンバーガーとか食べたくなる時も。カレーもよく食べた。ターメリックは肝臓の自助作用を高めてくれるとあったので。

(食欲がない時とある時の差が激しいので、痩せていく一方・・・とはならない。抗がん剤で痩せる人もいるかもしれないが、私はそれで痩せたという感じは、しなかった)

熱が上がる時も最初の頃は結構あったかな。電気毛布被って寝て汗をかいて熱が下がったので、以後私は病院に行かず熱を下げた。一度風邪で病院にいったが、たいした薬ももらえなかった(笑)ので。抗生物質もないし、抗菌薬ぐらいで、点滴打ってくれなかったので(笑)

イメンドのおかげで、強い吐き気は感じなかったけど・・・このイメンドの副作用で便秘になる。これは便秘薬で対処。ハゲになるし、お腹も痛くなるし、食べ物も美味しくなくなるし・・・本当に何の楽しみもない(笑)なと思ったけど、ある期間を過ぎたら食べられるようなる。その時まで辛抱。

 

 

 

Comments (2)

「私と乳がん」 抗がん剤EC療法スタート

2016-03-20 15:08:26 | 乳がん抗がん剤

2015年夏から抗がん剤治療がスタート。前半4クールはEC・後半4クールはドセキクールというスケジュール。

よく乳がんブログを読むと、

「抗がん剤の点滴を行う化学療法室」のことを「ケモ」と書いてある人が多い。私も気になったので、看護師さんに聞いた。おそらく医療用語で、化学療法のことを(ドイツ語か英語か知らないが)アルファベットにした最初の文字からきているらしい。

ケモ室は、献血ルームのベッドを連想させる感じ。点滴する時間、DVDもテレビも見放題だ。何か食べてもいいし。ジュースやお菓子はないが、(笑)快適で清潔な空間だ。

看護師さんは色んなスキルの人がいた。普通の会社でも、社員の個人スキルの差はあるので、看護師さんにだけ完璧を求めるのは、気の毒というもの。採血上手の看護師さんとそうでない方、両方みえるのは仕方ない。でも、出来たら上手な人に当たって欲しいと思うけど(笑)

私の通う病院では、まず乳腺外科で血液検査の採血をする。これが早いんだな・・・8時半前におこなう。

(ちなみに抗がん剤の時は、車の運転は禁止と言われたので、朝は仕方なくタクシー。帰りは、なんとかバスに乗って通った半年。)

血液検査の採血の時、ついでに抗がん剤用の点滴の注射針も刺しておく。最初は、針をさす血管探しに苦労しないが、6回目あたりからもう手の甲にブスリとやってもらった。私は血管が細くもなく太くもないけれど、一度使った血管は次回に使えない・・・新しいイキのいいグングン流れる血管を探すのは、看護師さん泣かせ。3回くらいやり直したときもある。でもこれは序の口では?もっと苦労する人もみえると思われる。

ところで抗がん剤をこれからやる人に何かアドバイスするとしたら・・・マイナスな情報を頭に入れないこと(笑)かな。

その都度対処するという感じの方がいいかなぁと思う。副作用は人それぞれなので。ただそれなりに調子が普通か、悪いか、すごく悪いかぐらいにはなるかも。結局悪くても家事や仕事する人いるだろうし、悪いから起き上がれない人まで個人の感覚は様々なので。

患者さんに大人気?優しいはずの主治医は「抗がん剤で熱が出るのは当たり前。気にするな」と(→まぁこんな感じ)私の過度な心配をたしなめた。

意地になった私(やれやれ)は、途中から熱が出ても病院に行かず自力で熱を下げた(笑)でもきちんとスケジュール終わったし白血球も最初の1回打っただけ。猛暑の時期だったので、健康な人でもバテルカラね~仕方ないかみたいな感じだった。夏を過ぎたら毎月順調に白血球は回復した。私の場合、抗がん剤を打った後1週間後の血液検査も、初回だけ。あとは「調子悪かったら来てください」と言われただけ。

マイナスな情報は、あまり気にしなくていいけど、抗がん剤の副作用対策裏ワザがあったら覚えておくといいかもしれない。

私がネットで検索していいなと思った抗がん剤対策の裏ワザは・・・・ない(笑)けど。

辛いか辛くないかと聞かれたら、辛い体験の方に分類されると思う、まぁそれでも色々気を紛らわせたり時に泣いたり笑ったりして、何とか時間が過ぎていくもの。次回はその抗がん剤の副作用をまとめて書くかなぁ。

 

 

Comment