EC療法は、確か(ごめんなさい忘れました)2種類(?)の薬剤を身体にいれるのだけれど、印象的なのはその色。真っ赤。
デリケートな人は、この赤色パックを見た途端吐き気を感じるとか・・・。(看護師さんがそう言った。)
が、今は抗がん剤に対する対処療法が進んでいる、すごい吐き気止め「イメンドカプセル」がある。
私もイメンドのおかげで一度も吐かなかった。「イメンドは、世界で一番効果のある最先端いく吐き気止めです!」と看護師さんに言われたのでそれを信じた。これを飲めば大丈夫だなと。
投与後2~3時間は、わりと普通だが、夕方から夜にかけて怠くなってくる。
で、翌朝は普通に起きられるが、2日ほどしたらだんだん辛くなる。3週間に一度の投与だが、前半10日間は辛く後半10日間は、わりと平静になったのがEC療法。調子がいい時と悪い時のメリハリがある。毎日チェック表に身体の状態を書くけれど(吐き気・食欲・熱・その他色々)途中でいい加減になるくらいの余裕はあった。→単なるずぼらだが。
EC療法は、メリハリが分かったので、予定も立てやすい。後半に外出するとか。
投与1回目で私が一番感じたストレスは脱毛だった・・・。抗がん剤前にショートカットにしておいたが・・・。とにかく髪の毛が抜けるのがうっとうしい・・髪の毛がもともと多いし、家中いたるところに散らばるので、コロコロローラーを持って家の中を歩いていた。以後コロコロローラーは必需品。
投与2回目で参ったなと思ったのは味覚障害。 最初はあまり感じなかった・・・多少あったかなという。ところが2回目の投与の時、いきなり味が分からなくなった~ビックリしたなぁ。ザラザラして何食べても砂をかんでいるようで。ショックだった。食事前に炭酸水でうがいするといいと聞いたけど・・・効果なかった。味覚障害で食欲がない時は、夏だったので食べやすいもの、アイス・ウイダーインゼリー・お茶漬けが多かったかな。味覚障害も、色んな感じがあって、身体に悪いもの(笑) フライドポテトとかハンバーガーとか食べたくなる時も。カレーもよく食べた。ターメリックは肝臓の自助作用を高めてくれるとあったので。
(食欲がない時とある時の差が激しいので、痩せていく一方・・・とはならない。抗がん剤で痩せる人もいるかもしれないが、私はそれで痩せたという感じは、しなかった)
熱が上がる時も最初の頃は結構あったかな。電気毛布被って寝て汗をかいて熱が下がったので、以後私は病院に行かず熱を下げた。一度風邪で病院にいったが、たいした薬ももらえなかった(笑)ので。抗生物質もないし、抗菌薬ぐらいで、点滴打ってくれなかったので(笑)
イメンドのおかげで、強い吐き気は感じなかったけど・・・このイメンドの副作用で便秘になる。これは便秘薬で対処。ハゲになるし、お腹も痛くなるし、食べ物も美味しくなくなるし・・・本当に何の楽しみもない(笑)なと思ったけど、ある期間を過ぎたら食べられるようなる。その時まで辛抱。