パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

やめられないとまらない「あなたの番です」 ドラマのためのドラマ

2019-08-31 18:10:01 | ミステリドラマ批評

相棒というドラマの功績だと思うが、質の高い刑事ドラマ、サスペンスミステリは現在定期的に放送される。それでも連続ものになると(1話完結ではなく)なかなか最後まで見続ける作品が、私にはなかったけど、日テレで深夜放送される「あなたの番です」は抜群に面白い。

 

あまりに面白いのでたまには感想を。

最初はリアルタイムで視聴していたが、なかなか難しくまとめて配信で見てみたら…。毎回意表を突くような終わり方で全くダレがない。続きが気になるのでつい見てしまい寝不足気味。

(流石の秋元康氏原案福地脚本だけありますね。秋元康氏は映画着信ありも制作していたはずで、こういったホラーやサスペンスに強い感じするし。昔着信ありも見た時の恐怖は凄かったなぁ笑)

#あな番は何故面白いのか?

まずキャスティング。登場人物が20人くらいから始まる。原田知美&田中圭が演じる二人は主役だが、そのほかの俳優さんは全て名バイプレイヤー、よくぞこれだけそろえたなという感じがする。こういったドラマだと一人か二人くらい、違和感がある人がいる(笑)けれどあな番には、これだけの人数を見せられてもそれがない。役柄と役者のマッチングカンが素晴らしい。(撮影現場の雰囲気がいいんじゃないかなと思ったりする)

構成も凄く考えられてる。あな番は2クールのドラマ。前半1クールと後半1クールは登場人物も同じで物語はそのまま続くのだか、ミステリの見せ方が全く違う。特に後半2クール目のスピード感はとてもいい。前半1クールでもかなり展開が早いけれど、後半はそれがさらに増して色々なアレンジが増えるのがまた見処。1クール目は一般的なミステリドラマのような誰が犯人か?という本格的な推理ゲームが根底にあるけれど、1クールの最終話10話目でいったん解決編を見せた。この部分は驚いてしまった。2クール目から1クール目の謎解き+新たな謎を盛り込んでゆく。例えるならゲームで相手を倒しても次々また影から現れる、ステージをクリアするごとに難易度があがりモンスターも強くなる、倒しても倒しても(つまり犯人が挙がっても挙がっても)次々また別の犯人が現れる。ミステリファンなら1クール目で犯人は誰か?を推理するだろう、けれどそれは絶対に(たぶん)当てられない構造になっている。それは次々と怪しい登場人物が入れ替わり事件が頻繁に積み重なる。伏線の回収も、タイミングが上手い。早いので飽きがこない。

色々なアレンジが増えると書いたけれど、シリアスとブラックユーモアとシュールさの配分。普通のミステリやサスペンスドラマならあり得ない犯人の台詞が続々登場、内輪ネタまでもってくるような(袴田)感じだが、これも違和感ゼロ。むしろあな番の良さかもしれない。突き抜ける感じがした。演じる俳優さんの個性が輝くような台詞がたくさんあるのもいい。殺人ゲームというまぁ重い舞台なので、こうしたブラックなユーモアがあると見ているほうもホッとするし、笑いと恐怖を46分の中に両方無理なく織り込んでいくスピードある脚本は圧巻。

 

私も最初犯人は誰かということを考えて見ていたが、2クール目からはもう展開そのものが面白くてただ見てれば十分満足になほど。最近は漫画原作や小説からドラマ化や映画化される作品ばかりだと思う。でもこのドラマは違っていた。逆にいうと、このドラマを漫画家したり小説化するほうが難しいだろう。映像を巧く使ったトリックも多く、まさにドラマのためのドラマ。20人以上の人間を分かりやすく並列で細切れで見せていくのはテレビドラマの良さ。

もうそろそろ最終回だろう、黒幕が誰か気になるなぁ。伏線とミスリードもたくさんあり、私も黒幕当てられないと思うけれど何とか当てたいんだなやっぱり笑 整合性とか関係なく印象でしかもう推理出来ないのだけれど。

あと個人的に田中圭君は好きだけど、このドラマでは圭君より神谷刑事(字が下手くそなのがまた絶妙)が好きで、毎回楽しみにしていのたので、神谷ロス気分に一時なったが、相変わらず展開が早いため神谷ロスを感じるひまがなかったのが救い。

 

 

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幻の映画 ひろしま 日本人全ての人が見て欲しい映画

2019-08-18 11:42:16 | つぶやき

映画館でアルキメデスの大戦 ライオンキングも見たが、この感想は別にあげているので(SNS)先日NHK教育テレビで放送された ひろしま の感想をあげたいと思う。

たまたまTwitterでこういう映画が作られていたと知り興味をもった。あのオリバーストーン監督も「世界の人が見るべき映画」と評価したという。私は戦争映画は苦手で避けていたけれど、どれだけ凄い映画なのか、その部分が気になったのだ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ひろしま

 

この映画が全国的に公開されなかったいきさつがwikで紹介されている

 

 

広島に原爆が落とされてからの記憶が新しいうちに作られた映画なので物凄くリアリティがある、また広島市民が協力して作り上げた映画、そしてその内容から大手映画会社から嫌われ、自主公開しかされず 陽の目を見ることが出来なった作品がこうした時代にテレビで(深夜枠の教育テレビとはいえ)鑑賞できる、逆に言うと平和の尊さをつくづく感じた。だが、もっと公開されて知られて欲しいと思う・・・。

原爆の悲惨さ 戦争の悲しさ 人間の残酷さ 見ているのが辛く泣けてくる。母は「これこそ見なきゃいけない映画、これが現実だ」とつぶやいていた。私達は累々と横たわる死体が眠っていた上で生まれたことを忘れちゃいけない。どんな土地でも海と大地で繋がっているし、歴史は必ず存在してた。

この映画のメッセージ性は鬼気迫るものがあった。世界中の人に知ってもらいたいという気持ちがスクリーンを通して伝わってくる

人類が忘れてはいけない歴史がここにもある。

 

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blogが更新出来ないと

2019-08-08 21:29:14 | はつちゃんの毎日

猛暑日が続いている。
月日も
あっという間に梅雨が明けてもう8月も半ばにさしかかっている。

そういえば6月には横浜に行ってきた、紫陽花で有名な長谷寺 明月院に参拝出来てとても幸せだった









まだまだたくさんある。Twitterでほぼ全部紹介したので
こちらにはアップしてなかった、暑い夏もいいし、季節を感じるっていいね。

新しいスマホからの初投稿。
また頑張って書きたいけど、時間がない。帰宅して寝るだけの生活で潤いが欲しいなと思ったり。













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