福士加代子が“強行”エントリー 名古屋ウィメンズ
女子マラソンのリオデジャネイロ五輪最終選考会の名古屋ウィメンズ(3月13日、ナゴヤドーム発着)の記者会見が25日、名古屋市内で行われた。1月の大阪国際女子を2時間22分17秒で優勝した福士加代子(33=ワコール)はゼッケン101番の一般参加で、選手の中に名を連ねた。
(Yahooニュースから転載)
福士さんが、まさか本気でエントリーすると思っていなかった。
これは・・客観的にいうと・・・良くない。
マラソンというのは、1年に2本、最高でも3本ぐらいしか走っていけないのだ。それくらいハード。陸連が「出場は辞退して欲しい」(内定は出せないけど)と言ったのは、異例だけれど、そういう理由。もし走ったらリオでは4回目・・・。普通のマラソン選手なら、そんな無茶をしない。
もし福士選手が結果を出しても、本番のオリンピックで力を出せない可能性が高い。故障もしやすい身体になってしまうし・・・。
じゃあ結果を出せなかったらどうなるか?これはオリンピックに出られないということ。
福士選手は、身体がボロボロになってもいい、命を懸けていいという気持ちなのかもしれない。マラソンを一番知っている選手がここまでの決断をする、周りのコーチやスタッフはもちろん止めると思う。それでも出場したい福士。
陸連に問題提起をするという意味での、エントリーという話かなとも思っていたので、本当に名古屋にエントリーするとは思っていなかった。
とても心配になる。今からでも遅くない、考え直して欲しいような気がする。名古屋は高記録が出やすく、内定がもらえないなら、いてもたってもいられない、それなら自分が命を懸けて走ったほうがまだマシというという気持ちなのだろうか・・・
陸連のマラソン選考に関して、4本のレースで3人決めるというのも良くないと思う。3レースで一人づつに決めるとか。色んな選手以外の大人の都合の選考レースかもしれない。ただ色々物議を呼んでいるけれど、それなりに結果を出しているのも事実。
う~ん、個人的にとにかく福士選手スタッフ、冷静になって考え直してほしいなぁ。そもそも大阪で内定をもらうというのは福士陣営の判断で、陸連選考があてにならないことは、分かっていたはずだ。抗議の意味もあるなら、なおさら考え直して欲しい。。