土日の週末、ツアーの(強行スケジュールで(>_<))両親と広島へ一泊二日で旅行してきました。
私は修学旅行以来の広島です、母は広島に行ったことがなかったので、前から行きたかったようです。
広島市内では、いつも混雑する国道をバスで走りましたが、案外スムーズで渋滞もしていませんでした。みんなスタジアムや自宅のテレビで広島カープを応援してたのかも。
日本シリーズで敗れたのは残念でしたね。
原爆ドーム
生々しい、ぞっとしました。歴史を感じます。こういった建築物を残すということは、貴重だなと思いました。この原爆ドームをみるたび、当時を思い出して、辛くなる人も数えきれないほどいたでしょう…
平和記念公園はまだ紅葉という感じではなかったですが、穏やかで暖かい秋の日差しを感じました。公園がとても広くまた整美されていて、驚きました。世界遺産の重みを感じる公園と建物です。
折鶴の祈り。全国から平和を願って子供たちが折る千羽鶴。中にはこんな作品もあり微笑ましい。
オバマ大統領は、この公園を訪れ、原爆資料館に以下のメッセージを残しました
この鶴は、反響を呼んで今でも展示されています。
ずっと展示しておいて欲しい。アメリカの大統領の貴重で尊い世界に向けた歴史的なメッセージです。
私はこういった戦争に関する展示物を見るのは苦手です。泣けてくるから。母も時折涙をぬぐいながら熱心に見入っていました。
母は昭和13年生まれです、戦争を体験している世代なので感慨深いものがあったのでしょう。
私にこう話しました。
「もし、自分が広島に生まれていたらと思うと、今生きていないかもしれない。他人事とは思えないから一度お参りしておきたかった」とのこと。そして
「自分は生かされているのだから、生かされている以上何か使命の仕事をし続けることは大事。私は死ぬまで仕事をし続ける」と言いました。仕事というのは、収入を得るための仕事という意味だけではなくて、生活を自分の手できちんと行うこと、母の場合家事や身の回りのこと、孫の世話まで含めて元気に暮らすことを指します。
原爆資料館は今リニューアル工事をしていますが、別段見にくいとも感じませんでした。大勢の人、特に外国人観光客が多くいることも驚きでした。8か国語で資料が読めるよう工夫されています。実際外国の方も熱心に見ていました。こうした広島の体験をずっと世界に伝え続けることも、今生かされているものの使命だと思います。
私も死ぬまで仕事をするつもりです。では広島の旅後編は次回