パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

近況報告

2017-07-15 23:29:50 | ミステリドラマ批評

先週から、イベント続きと仕事が忙しくまた、このブログではなく、専門的ブログを更新していた、久しぶりに近況報告。

まず シャーロック第4シリーズ 2話目を見終わった感想を。

素敵すぎるという声を5回は最低上げた(笑) ミステリドラマとしての評価は、シーズン2が最高だと思うけれど。この第4シリーズは、泣かせるし、ベネもワトソンもカッコイイので、それでまぁオッケー。ベネの無精ひげが素敵すぎました。あと来週Mが登場?するかも。Mは大好き、彼も可愛いものね。何で死んじゃったかなと思ってたから、来週彼を見る楽しみが増えそう。メアリは予想外に早く退場だったけど、原作を考えればまぁいいほうか(笑) 結構美味しい役ですね。ワトソンのリアル妻だからか、かなり優遇されている感。あとラスト、マイクが面白かった、もうミステリという要素より、こういったファンが喜ぶニューな要素をいかに盛ってくるか的ドラマになったけれど、ベネのカッコよさで全て許せる。私にとってベネを鑑賞するドラマになった。ただ、やっぱり1・2のシャーロックの方が好き。3のお祭りから、シャーロックの人格が、変わっちゃったし、だんだん弱く頭悪くなってく(笑)そこが可愛いんだけど。

他に夢中になっていること、例えばスピッツ。年季の入ったスピッツファンがいて、30周年ライブに誘われたので、行ってきたのだけれど素晴らしかった。文学的な草野氏の詩とロックの組み合わせ。生きていて良かったなと思ってしまった。もう私の休日は朝から晩までスピッツ。情緒と郷愁あふれる言葉の羅列。まさに音で聴く清涼剤、スピッツ最高です。色々と緩い感じも、また身体に優しくていい。一生ついていきたい(笑)スピッツは、ずっと解散や個人活動していないのも凄い。自然体を30年続けたバンドと思う。

他にも、まだまだ素晴らしいこと、面白いことがたくさんあったけれど、

ここは、自粛。仕事もバリバリやる気になってきた、でも先週は、かなり体調を崩したので、(笑) 来週から本気をいよいよ出すぞとそういった感じ。病気をして弱気になっていたけれど、やりたいこと・やれることが見つかったので、そこそこ頑張りたい

 

 

 

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ベネに夢中 シャーロックシーズン3最終話

2017-07-01 21:00:01 | ミステリドラマ批評

もう、ベネディクト・カンバーバッチのすっかりファンになってしまった。シャーロック第3シリーズ 最終話。これまで3シリーズは、お祭りの乗りで、ミステリの要素が薄くなったと言いましたが、もうそれ、どうでもいいくらい(笑)、ベネが魅せました。

ベネが格好良くて、仕方ない。見所は、なんといっても1・2のお祭り騒ぎに、きちんと伏線をもたせたとこ。この脚本は凄いですね、さすが世界的人気シリーズで、1・2・3それぞれ特色があるのだなと。もう何も言うことなし。こういう何というか、遊びシリーズがあってもいいのではないかと。今回とてもシリアス過ぎてビックリしましたが・・・。泣かせましたね。4が重めかと思いきや、3-3で、いきなり重すぎる展開をもってきました。容赦ない物語ですね。

先週は、普通の星★★★★★ ぐらいかなと思いましたが、今週は特星が★★★★★ぐらい、楽しめたし。ミステリの要素としては、1・2シリーズの方が、複雑でこれまでにない斬新な映像で、迫力ありましたが、今回は、なんと言うのかなぁ、横綱相撲を見せられているような感じで何も文句つけようすありません。ミステリ要素が薄くなっても、シヤーロックなら、全く問題なしという結論です(笑)ファンが喜ぶ要素をきちんと脚本に取り入れつつ、ライトで終わらせず最後まで伏線続きで引っ張る展開、特にラストにまたMが出てきて、嬉しく感じたのは私だけでないでしょう

おまけに何といっても、イギリスが身近に感じてしまうこのドラマ、シーズン4も必見かと思いますね。シャーロックの両親が普通の人設定というのが、イイねポイント。それからこの回では、シャーロックの子供時代が描かれましたが、あまりの愛らしさに見直したほど可愛かったなぁ。マイクは、俳優としても脚本家としても活躍されてるんですってね。凄いなぁ

今日は何となく体調が悪かったのですが、これは気圧とか梅雨時の天候のせいかと。明日は、もう少し活動的になりたいけれど。

 

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「シャーロック」3シリーズは確変シャーロック祭りか

2017-06-24 21:51:12 | ミステリドラマ批評

シャーロック第3シリーズ 1回目は、「生還したぞ!シャーロック祭り・全員集合」で終わった。では、注目の第2回目・・・お祭りは終わったか、それともこのお祭り路線で行くのか 期待した2回目。

お祭りの後は、興奮が冷めやらない夜を過ごすことになる、ということで、前回に引き続きシャーロックは、キャラが確変した、可愛い感じの愛されるおとぼけシャーロックがそのまま登場。

 

もうキャラ変も、ここまで堂々とやられたら、笑うしかない(笑) よほどワトソンを騙した2年間が辛かったのかなと。彼の人格を変えてしまったみたい~そう解釈した。

ほとんどを、結婚式で占めるのも逆に凄い。これまで多方向からのシーンの切り替えが多かったけれど、(ついていくのに大変なほど)この回では、結婚式をベースに、とても分かりやすい感じになってる。

エンタテイメント性が高くなると、どこかで質が落ちるという、こういう法則があると思ってたけど、シャーロックもそうなったかな・・・という印象をもった。でも面白いからいいけど(笑)難しい顔をするあまり笑わないシャーロックのほうが、私の好みだけど、ベネも、こちらの確変シャーロックのほうが、演じていて楽しいのかもしれない。ベネは1・2シリーズとも、ブレッドのホームズを参考に、「シャーロックホームズ」を完璧に演じた感じあった。でも3から呪縛が解き放されたような自由なベネの感じがする。ここまで人気が出たら、もう何があってもファンはついてくるし。

ということで、ミステリとしてはとても弱い感じで瑕疵があるまではいかないが・・・普通のミステリドラマにやや格落ちした感じがする。まぁこのレベルでは、格落ちしても、特星5つ★★★★★ が、普通の星5つになったくらいだけど(笑)

 私は「シヤーロック」英語版を見て、翻訳するまでの熱心なファンではないので、分からないが、今回もホームズの聖典部分のパロディ部分はたくさんあったと思う。また、タイトルの3の兆候という、それはラストで明らかになるけれど、他の意味があるような気がする。そのあたり、はっきりわからない(私には)から残念だな。3シリーズは、お祭りで終わりそうだけど、では4がどうなのか。

7月から始まる4シリーズ、もうイギリスで放送されたものだから、どんな感じがこれも楽しみ。ドイル原作の聖典では、悲しいことに途中からメアリが亡くなっている。この部分を考えると、4シリーズは重めの人間ドラマに戻るのではないか?と。

 

 

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お祭りシャーロック 第3シリーズ初回とドレスコードについて

2017-06-18 13:53:22 | ミステリドラマ批評

日曜の午前中は、買い物と作り置き料理でほぼ終了。

午後から、昨日録画したシヤーロック3シリーズ1回目「空の棺」を見た。

(昼間から、大笑いをして、おまけにその勢いでワインを飲んでしまった。)

第3シリーズ 第1回、これはシリーズ大成功から、世界的に存在するシャロファンが喜ぶ「要素」を、制作者が研究し、それをメガ盛りした「シャーロック祭り」といったノリ。ワトソンが、失意の内に、メアリという恋人を見つけ婚約したが、お祭りばかり見せられないのでと、これも制作者側が用意したバランスだなと(笑)思った。いきなり登場したが、ラストでは、もうホームズ・ワトソン・メアリと3人の関係性、とてもしっくり魅せた。

「お祭り回」のため、ミステリの要素は薄く、エッジもきいてない、という感じ。ロンドン地下鉄の描写は美しかったが、画面の構図からいうと、シーンが単調な見せ方が多かった。物語も私のブログのようにやや冗長。(→ただ日本のドラマなら、この1時間半の内容を、4倍以上かけるんじゃないかなと思われるが)

個人的にシャーロックシリーズでは、「2」シーズンが完成度高い、一番いいんじゃないかなという気がしてきた。今回シャーロックの人格が、何だかこれまでと違って子供のように可愛くなってしまったとこ、お祭り回のベースになっていたが、すごく面白いから、許してしまう(笑)

どんなシリーズでも、人気が出て長期化すると、何処かでキャラクターが変化していくのが、普通かなと思う。聖典ホームズでさえ、ラインバッハ前と後では、性格が変わったとシャーロキアンの方達に研究されているくらいなので。これをベースにしたのかどうか、分からないがが。

来週は、お祭り続行なのか、それとも別の見せ方をするのか、楽しみ。

MとSのキスシーン。男同士でもこれだけロマンチック・美しいのは、衝撃だった。ベネは何やっても格好良くて、上手いなぁ。けどこれ妄想シーンなんだけど(笑) ベネは、(結局これも妄想シーンだったけど、)物語冒頭でモリーとハリウッド映画のような激しく情熱的な熱いキスを交わし、次にモリアーティーと何故かロマンチック・ためたっぷりのキスシーン(寸前)を見せて、最後に現実にモーリーと短い感傷的なキスを見せる。ここは、泣けてきた。どんなキスシーンでも、一枚の絵になるカッコよさ。絶対日本人では無理かなと。キスは西洋文化だと思う(笑)

 

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 急に話題を変えます

会社で同僚と話しをしたのだけれど、「何故会社で仕事するのに金髪はだめなのか? 」ということが、分からない若い人が結構いる。ちなみに私の現場では、制服に着替えるので、金髪は禁止されていませんが。

タトゥーでも金髪でも自由業なら、別に構わないが、組織の中で働くなら、最低限のドレスコードがある。身だしなみということ。上司が同席したり、それなりの仕事の会合で、肌をむき出しにした格好をしたり、真赤な口紅、キツイアイラインなど濃い化粧は、全く場違いで「自分のことしか私は考えない」という意思表示をしているようなもの。金髪が何故だめなのか?自由じゃんというのは、子供の言い分かと思うが、昔に比べると、この子供の言い分を大の大人が正論のように、話していることもあり、本当に驚く。どうして客観視が出来なんだろう。日本は大丈夫だろうか(笑)と思ってしまうこの頃。

 ちなみに出雲大社でも、ドレスコードが決まってました。格式ある場では、それなりの服装をするというのは、当たり前かと思っていたが、この考え自体もう古いのか、少数化したのか、なんだかなという思い。

 

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シャーロック第2シーズン1話「アイリーンは死んだのか」難解な謎を考える

2017-05-28 12:53:52 | ミステリドラマ批評

シャーロック第2シーズン第1回 見終わったけれど、完成度がシーズン1を、余裕で上回っていた。脚本・演出・キャスト・背景・音楽・映像全てスタイリッシュ、古典的なカメラアングルとCGをうまく利用した見せ方、もう口をポカンと開けてみるくらいの衝撃を受けた。

「一瞬たりとも見逃せない」と思い集中して見たが、それでもこの回は、破格の難易度。一度では、物語全般をうまく咀嚼出来ない。映画だったら、3回観ないと細部までの面白さが分からないだろう。ドラマなら録画してもう一度確認出来る。そこがイイとこ。 

今回聖典のヒロインを現代版で登場させた、アイリーンアドラー(SM世界の女王様)VSシャーロック(コンサルタント探偵)、二人を全裸で交互に登場させるというアイデアからして…素晴らしい。登場人物は、たくさんいますが、誰一人、子供に至るまで、伏線が張られていて、謎に結びついていた部分。もう凄すぎ。ワトソンとホームズのやりとりも軽妙、その対比として兄マイクロフトとシャーロックの関係性人間ドラマを見せるのも面白い。謎の中心部分が、どこにあるのか最後まで見ないと全く分からないが、バラバラのものが、アイリーンとシャーロックの緊張感ある男と女の駆け引き・恋愛を主軸に、1本の線に繋がっていくの組み立ては圧巻。さすが、イギリス制作のミステリ。これをドラマで楽しめるとは、贅沢の極みですね。

ところで、私はこのドラマを見て、「英語が分かればもっと面白いのに」と悔しくなった。吹き替え版ではなく、字幕版で見て、本来の英語の脚本が分かったら、もっと細部のセリフのニュアンスまで理解出来て、イギリス人と同じくらい最高のシャーロック楽しめるのに。ドラマには、聖典コナンドイル原作「ホームズ」のイマージュがたくさんあると思う。英語が分かるシャーロキアンの人達はそれも楽しめる。しかし、日本語訳だけでこれを探るのは、難しい。解説書が欲しいぐらい。

一番難解だなと思ったのが、ラストシーンの解釈。ネタバレになるが、アイリーンは死んだのか?という点。

観客の想像にゆだねるラストかなと思ったが、私は最初見た時「死んだのかな」と思った。だけどさっきすぐ二度目を見て考えが変わった。私は「アイリーンは生きている」と思う。

「アイリーンがシャーロックによって助け出される」映像。その前後から考えると、どう見てもシャーロックの頭の中のもの。するとアイリーンは、処刑寸前のとこで、シャーロックに助けられたということになる、シャーロックは「走れ」と言っていたので運動神経抜群の彼女なら、あのまま走り出して助かったのだろう。だが、シャーロックと会うことなく、姿を隠したままだったが、アメリカに渡ることになったので、それを兄マイクに伝えたという話になる。

シャーロックが、笑ったのは、彼女がまた性懲りもなく、自分に連絡をよこしたから。だから「あの女」となる。でなければ、あの映像の意味が誰の何のためのものか、説明がつかない。あの映像がアイリーンの「願望」もしくは彼の「妄想」なら、何故シャーロックをああして、笑わせのだろう。彼の妄想なら、ああした形で絶対笑えないはず。

また「映像は、アイリーンの願望だった、それとは別にワトソンの言うことをそのまま鵜呑みにしたシャーロックは、アイリーンを思い出して一人笑った説」もあるが、これならシャーロックは「脳天気☀すぎる」複雑すぎる。これならシャーロックというキャラの崩壊。ドラマ設定から到底考えられない。

ただアイリーンの死亡説?の理由に

①マイクはワトソンに「アイリーンは死亡した」と伝えたこと。

②現実的に考えるとシャーロックがワトソンに気づかれずに渡航して助け出せるのか 

この2点がある。これをどう論理的に反証するかだけど。

①兄マイクは、ああいった性格なので、ワトソンに嘘をついていても不思議ではない。(これまで何度もワトソンは彼に騙されている。)アイリーンが生きているのに、わざわざ死んでいると伝えたのは、慎重だったから。兄マイクは二人のロマンチストな関係を知っていたし、黙っていたのだ。野暮というものだから。

②シーズン1を見ていると分かるが、シャーロックは、自分が危険な目にあっていても、ワトソンにそれを伝えなかったり、巻き込まないというスタンスがある。それは徹底している。だから、ワトソンに黙ってアイリーンを助け出していても、全く不思議ではない。ワトソンは、この話では部外者なのだし。

 

SMの女王様、アイリーン。美人すぎる…どんなに誘われてもプラトニックを選んだシャーロック、その理由は、恋愛と論理は相容れないものだからでしょう。

シャーロックは、ラストで確か2回「あの女」とつぶやく。一度目は、性懲りもなく連絡をよこしたアイリーンに対しての感情で、二度目の「あの女」は、それでも、もう二度と逢えないと人だいう自分の感傷から口にした言葉。だから最後の「あの女」は切ない。

 

 

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