パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

BS放送シャーロック「僕はシャーロックホームズ」😉 

2017-05-07 11:13:29 | ミステリドラマ批評

BSで毎週土曜の「名探偵ポアロ」が最終回を迎えた時、「あ~楽しみが終わった…」と寂しく思っていた。ポアロの未見放送がまだDVDに5作品ほどあるので、それを少しずつ見ていた。ポアロの後番組は「刑事フォイル」…確かにフォイルは素晴らしいけど、第1シリーズ放映から再放送何度もやってるし。ちょっと不満。BS手抜きしているみたい。('ω')ノ

が、GW中に「シャーロック」を放送。キタっ~(^^♪

BBC制作の大人気シリーズ。私評判を知っていたけれど、未見だったので、さっそく録画。では感想を

名探偵シャーロックホームズが現代を舞台に活躍するというお話。シャーロックはスマホでGPSを駆使したり、捜査した犯罪を「推理の科学」としてwebサイトで披露する21世紀設定。高慢で自信家、犯罪に対して「素晴らしい」と声をあげ、喜々として殺人現場に向かう天才。シーズン第1話は、相棒になるワトソンとの出会いをテンポよく見せた後、いざ現場へ。

短いけれど見ている側の心にスッと流れていく台詞、聖典「ホームズ」を忠実になぞった推理思考、イギリスのリアルな街並みを背景にした多方向からのカットは映画的で美しい、視聴者もシャーロックに成り代わって、推理出来るような画期的な場面説明…ワトソンとユーモアを入れた台詞の応酬とアクション…後半からの息つまる展開などなど、さすがミステリの本場イギリスBBC、1級品のドラマを見せてくれる。これなら録画しても無駄にならない、BSの受信料払っている私からすれば見なきゃ損ぐらいのレベル(笑)

ただ第1話は、ミステリの謎解きとして、驚くようなものはなかった。ラストの犯人との対決方法は日本のミステリでも何作か読んだ記憶がある。(結構ありがちなパターン。)ただそういうトリック的な細かい部分より、シャーロックVS犯人の狂気が全体に出ていて、それがかなり面白かった。人間ドラマとして質が高いのもイギリスミステリの特徴。それからワトソンに一番驚いた。原作の性格設定より、イキイキとして、アクティブ。繊細な面もあり優しく真面目なのにどこか抜けている。好奇心も旺盛。かつ軍人らしくプライドと行動力もある。。ただこれはシャーロックと組んだから、彼の魅力が浮き上がってみえるわけで(笑) シャーロックのキャラは、原作ホームズ的な設定そのままでかなりの変人であり、天才という設定。でもとても若いというのかなぁ、そういうシャーロック。

ベネディクト・カンバーバッチ。この作品でブレイクした?らしいけど、それもよく分る。「現代に生きるシャーロックホームズ」というジャンルを確立させたのは彼が演じたから。「僕はシャーロック・ホームズ」とサラッと言うとこ、素敵でした~

シーズン4は、今年の夏から。それまで続く第1シーズンも楽しみ。

 

 

Comment    この記事についてブログを書く
« ちょっと頭つかってみました | TOP | お知らせと悩み »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。