昨日は日帰り手術。乳がん患者は術後も、様々な症状を受け入れなくてはならない。それは一つにホルモン剤を飲んでいる場合。このホルモン剤は乳がんの進行を止める反面、子宮にワルさをするかもしれない副作用をもつ。したがって、乳がん患者は定期的に婦人科を検診し異常がないか検査をする。
タイトルにあるこの手術の正式名称は「子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術」
乳がん患者に限らず、内膜ポリープ(良性)と診断され場合によっては、もう大きくならないため切除しないケースもあるかと思う。何かの症状がある場合、例えば不正出血が続くとか、年齢にもよってこの手術をすることになる。
この手術を受けた友人から感想を聞くと・・・「陣痛より痛かった(叫んだ)」との返事が・・・。(>_<)(>_<)(>_<)
そもそも子宮細診の検査も、かなり痛い。だから痛いのは覚悟していたが、陣痛と違い時間は10分ほどで終わると説明に書いてある。前回の問診の時、美人医師が「これまでの検査をされたなら、麻酔なしで我慢出来るでしょう。5分程度であっという間に終わってしまいますからね。この手術を得意とされるドクターがいますから、そちらの先生にお任せしますね」と言われたが、友人の言葉もあり一応覚悟していた。
得意とされるドクターも、超美人な女医さん。この病院は美人じゃないと女医が出来ないのか?と思うくらいのモデルのような美人で、私はまずそのことに驚いた。説明も手際良く、さぁ手術・・・。
ところが・・・想像を絶する痛さに私は意識が朦朧として泣きだしたくなった、というのも、これは後で聞かされた話だが、乳がん患者のポリープの場合、固いしこりが多くて普通の患者さんと違いサッと切除出来ないケースがありその場合器具を変えたりして色々工夫してやる。私もこの固いしこりで、かなり細長くあったため、少しずつ切除していったみたい。途中で看護師がどこからか飛んできて血圧を測りながら私を励ましてくれた、でもなかなか終わらない、私の苦しむ様子を見て麻酔をしましょうか?となり、途中で麻酔をした。(この手術は一般的に麻酔なし)時間にすると20分以上あったと思う。麻酔をしたら楽になったみたいな感じはなくて、痛みと気持ち悪さはそのまま。なかなか奥のしこりがとれなかったようだが、それを残す形で終了みたいになった時、やっとてこずっていたしこりがとれた・・・。卒倒寸前の手術を我慢した甲斐があった。先生も、細長いので、これをエコーで映したときに子宮内膜として今まで見ていたんでしょうと説明されたが。私は痛みで朦朧としていた(笑)
この時の痛みは生理痛を10倍痛くした感じ。終わっても、もちろん立ち上がれない、血圧が回復するまでそのままの姿勢で着替えも出来ず、少ししてから車椅子で別室で移動して1時間横になっていた。この際も、激しい腹痛はおさまらない、看護師に座薬を打ちますか?と聞かれたが、ロキソニンを持っていたのでこれを飲んで横になった。ウトウトとして1時間くらいしたら、やっと痛みが落ち着いて女医さんと話すことが出来た。
このブログを読んでいる方は乳がん患者さんもいらっしゃるので、あえて辛い体験を書いてみた。ちなみに料金は2万円ほど。日帰り手術の医療保険に入っていれば保険もおります。アドバイスとしては、
1痛かったら麻酔打ってもらって下さい 2ロキソニンを持っているといいです 3帰りはタクシーで帰られるか誰かに送ってもらったほうがいい時もあります。私は自分で車を運転して行きましたが慎重に越したことありません。 4乳がん患者さんは、このポリープになりやすいので特に若い方気を付けて下さい。5手術は簡単で翌日から働けますと医師がいっても、腹痛が残るときありますから、スケジュールは余裕もったほうがいいですよ
あの痛みは生涯忘れないと思う、それくらい強烈だった。これからの人生で痛い検査あっても(大腸や胃カメラ)あれを思い出せば何てことないかもしれない。手術を受けながら、一体私が何の罪を犯したのかと自分の運命を呪ったぐらい痛かった。
仕方ないので(何が仕方ないのか?)保険が降りることに気を良くした私は関西に遊びに行く計画を早速たてた。老後を考えると無駄遣いも出来ないのだが人生何があるかもわからないので行けるうちに行っておく。
3連休前に手術して良かった、しばらく安静にしてダラダラ過ごしまた月曜から働きたい。