終わりました、なつぞら。来週からは解放感でいっぱいです・・・って楽しんで見てましたが。朝ドラをほぼ毎日見ていたのはこれが初めて。見続けた理由は
1スピッツの主題歌だから
2草刈正雄が出演しているから
3アニメが好き。特にハイジは大好き。またジブリの基礎を作ったアニメーターの方達がモデルになっている作品と知って。宮崎駿監督や高畑氏のモデルもあり、また主人公の女性は実在したアニメーター。私は男性のアニメーターしか知らなかったので女性アニメーターの生涯に興味がわいた。
4朝のルーティンワークの一つになつぞら鑑賞を入れた。
という理由で物語の興味に魅かれたわけでもない。(なつが子役だった時は毎回ぐらい泣いていたが)物語の興味でいうとやはりおしんのほうが圧倒的で、これを見た後なつぞらを見るとかなり物足りなさを感じる。特になつが結婚してからの失速感はひどかった、というか物語が平板で起伏があるようでない。単調になっていた、おしんと比べるのは酷だが、一番感情移入出来ないのが主人公なつだった。
なつは働きながら育児をするのだが、いつもきちんと化粧をして髪もセットしている、徹夜したというのにフルメイクの姿で食卓に現れる。こういったリアリズムに欠けた演出には驚いた、なつを綺麗に見せているが物語の現実を無視している。普通小さな子供を抱えて仕事をしていれば、自宅はひっちゃかめっちゃか、足の踏み場もなく、髪振り乱す姿が普通だろう。そこに生活を感じないのだ。なつの表情が東京編からとぼしくなったのも気になった、なつの性格はキツイなと感じたが、そのキツさも、これまでの朝ドラヒロインと違ってそこに優しさを感じない。情を感じないのだ。
アニメーションの創成期を描いた部分にも注目していたが、ここもリアリズムに欠けていて表面的な制作過程を紹介しただけのような作りで、残念だなと感じた。ただ女性アニメーターの活躍をこのドラマで知ることが出来て良かった。もっとノンフィクションな物語で女性アニメーターのドラマが出来ると面白いのに。
とにかく、私はそれでもドラマを見続けた、感動した回もあるし。ただ朝ドラを完走して思ったのだけれど、途中からなつぞらは終わってもいない(今は終わったけど)のに「なつぞら祭り」のようなドラマだったと思う。NHKの朝ドラに「祭り」要素が必要だろうか?その答えはおしんを見れば分かる。
求めるからこそ、生まれる
作る側のそこに注ぐエネルギー、集中力
すべてが揃ったからこその作品なのかもですね。
私は田中裕子さんの演技力もさることながら
可愛さも気に入っていて
自分が子供だった頃には、彼女の可愛さがわからなかった・・・そんなことも思いながら観ています。
返信の返信でごめんなさい。
おしんは昭和のドラマですけど
このドラマクオリティを、令和の朝ドラでは作れないんだなと思いますね。
テレビが愛された時代だからこそ、生まれた名作かな。
私は橋田脚本を全ていいとは思わないし、クセというか独特の偏りが気になるんです。
ただおしんの場合、それをほとんど感じません、何もかも凌駕するようなパワーがあります。出演された俳優さんやスタッフさんがそれぞれプロの仕事に徹して生まれた巨大な作品と言う感じがします
私も毎回、おしんを楽しみに観ています。
楽しみに…というより、観ないではいられない、
引きつけられるものが
あのドラマにはありますね。
おしんの真っ直ぐさ、誠実さ
応援する人が現れるものの
まったく通用しない人も現れる
まさに人生そのもの…と言えるのかなと、
橋田壽賀子さん、素晴らしい脚本家ですよね。
なので、なつぞら…私はながら観になってしまっていました。
私も毎回、おしんを楽しみに観ています。
楽しみに…というより、観ないではいられない、
引きつけられるものが
あのドラマにはありますね。
おしんの真っ直ぐさ、誠実さ
応援する人が現れるものの
まったく通用しない人も現れる
まさに人生そのもの…と言えるのかなと、
橋田壽賀子さん、素晴らしい脚本家ですよね。
なので、なつぞら…私はながら観になってしまっていました。