明日は病院なので会社をお休みします。久しぶりの病院です
ブログをさぼり気味ですが、私の場合「乳がんブログ」に登録してるからか、閲覧数は記事更新しなくても、あまり変わりません。よく読まれるのは、抗がん剤に関する記事です。毎日チェックして思うけれど、本当に乳がんの患者さんは多いなという感じです。
私の周囲でも、…５人くらい聞きました。（それ以上かも。）私が乳がんになってから、２年経ちましたがその2年の間だから、大変多いなという印象です。
抗がん剤を半年やってから、ホルモン治療をしながら仕事復帰してまぁ１年無事に働きました。例えばリンパ廓清したら重いものは持てないのですが、それは適当に気を付けてやってます。（でも絶対持たない生活を送るのは無理ですね。）上司・同僚・後輩全ての人のサポートに回るようなお仕事をしていますが、一日広い現場を歩き回っています。みんなをサポートしながら自分も助けてもらっています。日々感謝の毎日です。
抗がん剤をしてホルモン治療をして、どんな感じになるのか？というと…個人差があり千差万別だから何とも言えません。私の場合すごく、体力が落ちたな…と思いました。それと朝が異様に怠いです、働いている時は、わりと元気かも。それは色々やることがあり、毎日スケジュールがいっぱいで忙しいからです(笑)。復帰したての頃は、下腹部痛や手のしびれ、ほか痛みも頻繁に感じましたが今は、感じなくなりました。というか仕事中は、体調に意識が向かないという感じで。しびれもあるし、色々不具合はあるけれど、働いていると忘れるという感じかな。
抗がん剤治療をして、辛い体験をしたせいか、色んなこと腹の立つことにも、あまり何も思わなくなりました。前ならどうしてあの人は、あんな態度なのか？とか、怒ったり苛々したり、気に病んで悩み続けたりしてましたが、そういうことがなくなりました。人の本質的な部分にある癖は変わらないからです。自分の「気」を、そんなことのために使うのは良くないなと思うようになりました。人はいずれ誰でも死んでお骨になって、土にかえる、自然に還っていく存在です。ただそれだけのものです。そこでどういう人生を生きるかはその人の選択。誰でも自分が一番正しいし、相手は間違っていると思うし、若いとどうしても、自意識過剰になって、色々悩みますが私も歳をとったので、だんだんわかってきました、
ところで怒りを鎮めるということですが、私は７～8年前からこの本を読んできました。
何度読んでも頭で理解できても、この内容が体感までいかない…だから何度も読むのですが(笑)、しばらくぶりに読んでやっと理解出来ました。体感として、あぁこれだなという感じが湧いてきました。乳がんになって治療したおかげですね。「自我」を捨て去るということは、大変な境地ですが、まぁ怒らないということは出来そうな気がします。この場合怒ったら、その怒っている自分を観察する、客観視するという方法で自分の怒りをとらえて、手放すというそういった方法論です。スサマナーラ氏の著作は心をコントロールするという視点・方法論で面白いものが多いですね。
