パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

古畑任三郎 古畑vs小林稔侍「殺人リハーサル」

2016-05-04 23:24:12 | ミステリドラマ批評

第7話「殺人リハーサル」

小林稔侍史演じる時代劇俳優大宮は、映画のリハーサルの最中に、会社の2代目を過失事故にみせかけて殺す。

過失だと主張する大宮をどう攻略するのかが 古畑の見せ所だが・・・。以下ネタバレ注意

「殺意の証明になります」と古畑さんは推理を述べたけど、私、ならないと思った(笑) 私が大宮なら、反論する。

そもそも深い思い出のある「月」の大道具を返り血で汚したくないという思いなら、神聖な舞台のセットの上は返り血で汚していいのであろうか?という疑問が出てくる。何か矛盾を感じたな~ 

もし裁判になったら、優秀な弁護士がつくだろう大宮の過失致死という判決だと思うが。

この回の古畑の見せ所は、論理的に弱いけれど、古畑らしい追いつめ方、アクション、間合いが面白くだんだんそれが際立ってきたなと感じた

それは、小林捻侍氏演じる大宮の威圧感が凄いからだ。大宮の役者としての撮影所の中での圧倒的な存在感・そして古畑に対する無言の威圧感が画面を通して伝わってくる。さすが大御所俳優だなと。

対する正和様は古畑になりきったことで、その威圧感を封じた。真剣白羽取りの部分は、古畑コントシーンだけれど、全くカッコイいい。。あの田村正和様がこんなコントをしていると思うと面白いけれど、そういうものを感じさせない。

よく意味が分からないかもしれないが。田村正和じゃなく、もう古畑しかいない感じなったというのかな(笑) 大宮との対決で古畑というキャラの完成度を感じたな。

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