パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

9月7日放送「超高速!参勤交代」まずタイトルから秀逸

2016-09-08 20:03:13 | 映画

9月10日公開される「超高速!参勤交代リターンズ」に先駆けて、地上波で9月7日に放送された「超高速!参勤交代」

脚本賞も受賞したコメディ時代劇。ただ地上波では、ノーカットではなかった…。とても残念、私はたまたま数日前にDVDでこの映画を鑑賞したので、どの部分がカットされている結構分かってしまい、余計にそう感じたなぁ。面白い映画だけに、この面白さが3割くらい減ってしまったかもしれない。

小説が原作らしいが、目を引くのはこのタイトル。歴史用語「参勤交代」に「高速」という言葉を修飾語としてつけたセンスは、凄いなと思う。極め付けが「超」という言葉をつけたとこ。(「超」という言葉が市民権を得てどれくらい経っただろうか?20年くらいかな…とにかく平成以降かと)タイトルだけで何か面白そうな、見たことないような、そういうSF的な世界も期待させた。

で実際の物語はどうか?というと、悪党の老中に無理難題を吹っ掛けられた小さなお城の殿さまが、家臣たちと知恵を絞り、立ち向かうというあらすじ。はっきり言うと、時代劇の定番、日本人が好きな情や義の物語。タイトルから想像させたような世界ではなく、見飽きたような世界感が展開される(笑)でもこれならこれでいいかと思う。私はベタなもの、好きなので。

きちんと定番の物語、起承転結を様々なシーンに織り交ぜ、実力派の俳優達を揃えて、笑わせるところは笑わせて、泣かせるとこは泣かせる。この映画で素晴らしいなと思ったのは、佐々木蔵ノ介演じるお殿様の居合術、敵の忍者との殺陣のシーン。この殺陣というのかな、アクションは、昔の時代劇の殺陣とかなり見せ方が違うように思えた。洗練されていて美しい。美しい国日本という感じ。ハリウッド映画ではこれは絶対見られないので、この佐々木お殿様の居合術だけでも見る価値あるなと思う。物語はベタだが、アクションは、現代的でベタじゃないとこが、飽きさせない。

実力派俳優と雑多にまとめたが(笑) キャスティングもいい、陣内孝則は、少し過剰すぎるぐらい演技がオーバーだが、「わざと」だろう。佐々木蔵ノ介氏は、清潔感がお殿様役にピッタリ。ただ伊原剛志さんが気になった、いや忍者役で文句なくカッコイイのだけど、彼じゃなくてもいいような気が…。ミスキャストではないけど、完璧ではないという感じで。それから深キョン、飯女でもお姫様でも何やっても可愛い。

ということで☆をつけるなら、★★★★4つかな。爽快で躍動感あふれる映画。

9月10日から公開される第二弾「リターンズ」は、前作を超えられるか?ちょっと映画館で見てみたい気もするけど。なんでもいいけど映画見たいなぁ。

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