北松戸駅の近くにある本土寺に行って紫陽花を見てきた。本土寺は春は桜、紫陽花や菖蒲、秋は紅葉で有名であり、過去に何回か行ったことがある。ただ、紫陽花は観に行った記憶が無いので今回が初めて。
車で行ってみると、本土寺に向かう参道にも車で入れて、平日だったこともあり、お寺の直ぐ近くの駐車場(無料)に停められたのはラッキーだった。本土寺境内は普段は無料だが、6月2日以降の菖蒲や紫陽花の時期だけ500円の入場料を取られる。これはこれらの花の維持管理費に充当されるため、とのことで当然であろう。そしてシニア割引もない、これで良いと思う。
境内に入ると正面に本堂があり、左側に五重の塔がある。紫陽花は境内に入って右に折れる道を進んで行くと直ぐに道の両脇にある。その道に沿って進んでいくと大きな池があり、その周りを紫陽花が取り囲んでいる。そして池の中には菖蒲がいっぱい植わっている。もう菖蒲は盛りを過ぎ、若干の花が残っているだけであったが、紫陽花は満開であり、綺麗であった。
本数は長谷寺や服部農園ほどの多さではないが、十分楽しめる量は咲いている。寺の説明では「花菖蒲が五千本、十種類以上の紫陽花が境内中に咲き渡り、その数は五万本以上に及びます。」とある。また、境内の本堂の右脇からも池につながる道が整備されており、紫陽花や竹林が観られる良い雰囲気である。
ゆっくりと池の周りを周回し、紫陽花を楽しんだ。観光客はそれほどではなく、落ち着いた雰囲気で楽しむことができた。
お疲れ様でした。