花咲く丘の高校生

平成時代の高校の授業風景を紹介したり、演歌の歌詞などを英語にしてみたり。

上越名所『地吹雪街道』

2023-01-12 | 日記
これは、sakurako62(さこ)さんが発掘してくれた過去ログです。

 上越名所『地吹雪街道』
2014年1月26日
 晩秋には柳葉向日葵(やなぎばひまわり)鮮やかな黄色で彩られていた『花の錦(にしき)街道』も、冬期間は『地吹雪街道』に変貌する。
 夜の間に地吹雪防護柵をかいくぐって吹き付けた雪で、道路は真っ白になっている。早朝の道路には、凍結した轍の跡が光っている。勤務校まで60分の道のりである。
 私自分の車の速度と性能(4WD、スタッドレス、ABS)を計算しながら、このスリリングな地吹雪街道を通勤している。
 今朝も二台の車が道路わきに横転しているのを横目にしながら、ようやく職場にたどり着いた。


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奇跡を生む病院

2022-08-15 | 日記
ちょうど1年と一か月前、腸ねん転で近くの県立病院に入院した。その時の体験談です。

   奇跡を生む病院
 カーテンで仕切られた隣のベッドの患者は、ベッドに横たわったままで殆ど言葉を発しなかった。看護師が大声で話しかけても、耳が遠すぎるのか、活舌が麻痺しているのか、「阿(あ)とか「吽(うん)」とか言うだけだった。

 夜の9時に、見回りの看護師さんが来て、「タナベさ~ん、お星さまがいっぱい出ていますよ。お山とお空がとっても美しいわ。」と言ったが、田辺さんは、「うん」とも「すん」とも応えなかった。

 病室の東窓からは、袴岳(はかまだけ)と斑尾山(まだらおやま)が手の届きそうな所に見えていた。

 翌朝6時に、看護師さんが、窓のカーテンをサッと開けて、「今日は快晴ですよ、タナベさん」と言うと、奇跡がおきた。

 田辺さんがしっかりした声で応じたのだ。
 「ああ、お山とお空がとっても美しい。」
 看護師、「今日は17日よ、関山の火祭りだわ。」
 田辺さん、「わしが演舞を舞った日も、奉納相撲を取った日も、お空は
今日のように美しかったなあ。」
              妙高山
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私は脊椎美人?

2022-08-08 | 日記

 今日(8月3日火曜日)に、ブログ『愛は線香花火』を書き終えて立ち上がろうとしたら、腰に痛みが走った。
すぐに治るだろうと思って、マッサージチェアに身体を埋めて、大谷の活躍を見ようとBSチャンネルを入れたが、女子トライアスロン世界大会だった。

 腰痛が我慢できないほどひどくなってきたので、ついにギックリ腰の前兆がやって来たと心配になって、車で5分ほどの県立病院へ行った。

 先ずはレントゲン室で、足や腰を曲げたり伸ばしたり、いろいろのポーズをとらされての撮影。
 「ハーイ、足の角度はそのままで上体をもう少し左に倒して、息を止めて。パチッ。」
 女性の撮影技師に「まるでグラビアの撮影みたいですね」と言おうとしたが、不謹慎な爺さんだと思われたくないので、笑いをこらえて沈黙していた。

 火曜日担当の整形外科の医師は、私よりも10歳ほど年下で70歳代の
先生だった。
 私の脊椎のレントゲン映像を指しながら、「これは立派な脊椎骨ですねえ。
ほう、83歳ですか、80歳を越えてこれほど整然とした脊椎を持っているのは、初めて見ましたよ。特に、この腰椎の辺りはまるで若者と同じですね」

 なるほど、確かに私の5本の腰椎は、くっきりと等間隔で、整然と美しい白色で並んでいた。
 きっと、あのレントゲン技師の優れた撮影技術のお蔭だと思う。

 結局、私の腰痛の原因は、庭と畑の草取りや草刈りで蓄積された腰の疲労
ということだった。(治療は、軟膏と2週間分の飲み薬だった)

 そして、徐々に痛みがとれて、1週間たった今日、8月8日(月)は、
「よいしょ!」と言わずに立ち上がれるようになりました。


 

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おかえ詩-4

2022-05-07 | 日記
おばかさん

優雅に泳ぐ いつかそんな風に
顔傷つけ 体傷つけ 汚れた心
このままでは嫌だと 君は嘆く
煌びやかな世界へ 汚れた心は憧れる
恐れはしない それは本心か
君はとても弱い 世界一のおばかさん
それでも途絶えずにいる命
君は進む 願いとは真逆の世界へ
                                     (bosomy)

ガマの穂綿が傷ついたあなたを癒す
強い者は いがみ合い 
弱い者が 愛し合う
恐れを知るあなただけに許された
真逆の世界
ほら、水中カメラが
煌びやかなあなたを映しているよ
優雅で cuteな おばかさん
                  (ゆ~)



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黄昏(詩)

2022-04-08 | 日記
私、83歳

 あれから、長い歳月が流れた。

 夢かと思えば、夢で、うつつと思えば、現実の、
 その狭間を時間が流れ過ぎていった。

 愛(いと)しくて握りしめていたかったのに、
 儚(はかな)くて掴みどころのない映像が、
 さらさらと零(こぼ)れていった。

 短いといえば、短い歳月だった。
             


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