花咲く丘の高校生

平成時代の高校の授業風景を紹介したり、演歌の歌詞などを英語にしてみたり。

英訳百人一首003柿本人麻呂

2024-12-20 | 雑記帳
柿本人麻呂きのもとのひとまろ (不明-709年?)

あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながしき夜をひとりかもねむ
あしびきの やまどりのおの しだりおの ながながしよを ひとりかもねん

Do I have to sleep alone  一人で寝ることになるのか
Missing you all night? あなたがいなくて寂しくて
It is as long as  the tails (しだり)尾のような長い夜を
Of pheasants in the woods. 山鳥の

     ご訪問ありがとうございました。(ゆ~)
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英訳百人一首002持統天皇

2024-12-14 | 百人一首
持統天皇じとうてんのう(第41代天皇 645-702年)

春過ぎて夏きにけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山
はるすぎて なつきにけらし しろたえの ころもほすちょう あまのかぐやま

Spring is already away  春はもう過ぎて
Summer seems coming  夏が来ているようだ
Virgin-white maiden clothes 純白の乙女の衣が
Are aired there 風になびいている
On heavenly Kaguyama  天の香具山で

 昨夜から今朝(12月14日)にかけて、妙高高原の国道沿いは30cmの降雪でした。
     ご訪問ありがとうございました。(ゆ~)


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英訳百人一首001天智天皇

2024-12-14 | 百人一首
天智天皇てんちてんのう(第38代天皇626-672年)

秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我がころも手は露にぬれつつ
あきのたの かりほのいおの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ

In autumn rice field   秋の田では
What a rough meshed roof なんと茅葺の屋根の目が粗いことよ
Of this watching shack!  この見張り小屋の
My sleeves are getting wet 私の袖は濡れている
With the night dew dripping through 夜露がしたたり落ちてきて
 
                                   ご訪問ありがとうございました(ゆ~)

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私の認知症の進行状況

2024-12-09 | 雑記帳
精神科医の長谷川博先生が私の認知症についてアドバイスしてくれました。

講演会「認知症専門医の父が認知症になってー長谷川和夫とかわした言葉」(妙高市役所福祉介護課主催の市民公開講座)に参加しました(10月19日)

 講演の最後の10分は、講師への質問の時間だった。私はおそるおそる手を挙げて質問した。
 「具体的でわかり易い長谷川先生のお話を聞いて、85才になった私には思い当たる行動がいくつかあります。先ほどの休憩時間にとった私の行動について話しますので、認知症なのかどうか、お聞かせいただければ有難いです。
 休憩時間にトイレに行きました。この階段講義室から出て、1階のホールに降り、あたりを見回したのですがトイレがありません。入館した時に『トイレ』の表示を確認したはずなのに、見回しても『トイレ』がないのです。しばらくの間うろうろしていたら「何かお探しですか」と声をかけてくれた人がいたので、ようやくトイレにたどり着くことができました。
 女性トイレには、入り口のドアからはみだすほどの人が並んでいたのですが、男性トイレの戸は閉まっていたので、開けようと押してみてもが開きません。ドアノブが無いのでどうしたものかとキョロキョロしていたら、女性トイレに並んでいた方が「強く推すのですよ」と教えてくれたので、ようやく用を足すことができました。
 休憩時間ぎりぎりにここへ戻ってきたのですが、今度は自分の席が分からなくなって、うろうろキョロキョロしていたら、「ここですよ」と隣のご婦人から声をかけていただいたので、帽子でも置いておけばよかったなあ、と思いながらここに座っています。それにしても皆さまから親切にしていただけたので、ようやくここ戻れた次第です」
  長谷川先生の見解:
 あなたの話は整然として、要領よくまとまっています。「帽子を置いて行くべきだった」と自分の行動を反省することもできているので、まだまだ大丈夫です。私も、ここ妙高市の人たちはとても親切だと思っています。

 お読み頂きありがとうございました。(ゆ~)

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百人一首英訳本

2024-11-23 | 古典英訳
「上越タイムス」が『地域で英語を学ぶ人らへ』の見出しで次のような記事を掲載しました。
その記事を端折って紹介します。(私の、名は「ゆ~」にしてあります)
 
 高校時代にゆ~さんから教わり、英語に魅せられたという書店主で「LL教室」の講師を務める遠藤さんが、ゆ~さんの監修を得て、地域で英語を学ぶ人らへの贈り物として『百人一首原文英訳・解説付き』(A4版カラー、100ページ)を作成した。
 原文英訳に加え、遠藤さんによるユーモラスでシュールなイラスト「落書き絵」、解説コーナー「ゆ~先生の豆知識」が付いている。読み応えがあり、資料性もある一冊に仕上がった。

 「百人一首は時代を越えた価値観、東西の文化を越えた普遍性がある。老若男女、誰が読んでも、面白い一冊になった」と胸を張る遠藤さん。ゆ~さんは日本語と英語、それぞれの国語をつなぐ「イマジネーション」の可能性を大切にし、「まず最初の歌、天智天皇の1ページをじっくり読んでほしいこの本の魅力が分かってもらえると思う」と話した。価格は1冊1万円(税込み)問い合わせは、妙高市シホヤ書店(電0255-72-2025)へ。

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