食後の片付けをしながら口ずさんでいた「網走番外地」。気づいて思わず苦笑い。身に覚えがあるからだろう。♫ なんと詫びようかおふくろに ♫ 今更詫びてもどうしようもないが、罪ほろぼしのつもりで朝晩40分仏さんの前に座っている。たまにルルが膝の上に同席する。♫ 背なで泣いてる唐獅子牡丹 ♫ はないが、三階のワンちゃんが泣いている。気持ちだけでも天国に送っておくと一日がゴツゴツしない。二十一歳で家出して四十代のときに半年家に戻っただけで、あとはたまに帰るだけ、親不孝のしっぱなしだった。母が使っていた数珠とお経本を持って、母の姿を浮かべて母がしていた真似を、今している。
2013年「網走一丁目」という題名の詩集を作らせてもらった。著者は尾崎朋子さん。その詩集に「皿」という詩がある。その中の一部分です。
お母さんの割ったお皿
見えなくなりました
かけらって何だったの
お母さんのかけらって何だったの
かけらがなくなっても
おかあさんはいるの
ルルは自分用のホットカーペットでご覧のとおり!
2013年「網走一丁目」という題名の詩集を作らせてもらった。著者は尾崎朋子さん。その詩集に「皿」という詩がある。その中の一部分です。
お母さんの割ったお皿
見えなくなりました
かけらって何だったの
お母さんのかけらって何だったの
かけらがなくなっても
おかあさんはいるの
ルルは自分用のホットカーペットでご覧のとおり!
傷口がいつまでも生々しくて、悪趣味な文章になってしまいます・・・
それと、中江俊夫さんの詩集、「火と愛」ではなくて「火と藍」でした。
40年ぶりに読み直しました、いまだに新鮮です。
詩は老いませんね。
賞味期限はさまざまですけど。