鬱陶しい雨がやんだぞ この道を歩くのが好きだ 不思議なんだね 頭の中浮かんでいる言葉はどれもこれも文語調になっている 行きめやも さびしけれ 思はゆ けうら(清ら)なる 郷に入っては郷に従え なのか 俺の故郷はここなんだよ ということなのか
佐保山をおほに見しかど今見れば山懐かしも風吹くなゆめ 「万葉集巻7・1333」
夢かよふ道さへ絶えぬくれ竹のふしみの里の雪の下をれ 「新古今集」
佐保姫ってどんな人かなあ なんていろいろ想像した若い日 「夢かよふ道さへ絶えぬ」と「雪の下をれ」に絶望感と無常を感じた若い日 幾年を過ぎてもその思いは変わらず今を生きている ありがたいことだ
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