江刺の旧市街、蔵町もーる周辺にはコンビニエンスストア的なものはない。普段の町歩きでは、昼食はなるべく軽めにしている。満腹になると謎の満足感に満たされ、帰りたくなるからだ。コンビニのサンドイッチなんかで十分だ。今回は選択肢が少ないので、定食を食べることにした。適当に眼の前にあった店に入った。高齢のお祖母ちゃんが一人で切り盛りしていて、客も僕一人だった。一応ご飯は小盛り、それも極めて少なめにして、と頼んだ。お婆ちゃんは、「残しても良いから沢山食べて。足りなかったら何回でもお替わりするから」と言う。・・・。なんかこの展開、記憶にある。そして出てきたご飯を見た時、鮮明に思い出した。この店、以前に来たことがある。
写真だと遠近感の関係で分かり難いが、相当な量である。品数も多いし、奥の肉も相当な量だった。下記に以前に来た時のリンクを張った。間違いない。2017年の投稿で、旨かったけど食べ過ぎたと後悔していた。あれから7年もの月日が流れた。当時、幼稚園児だった子供は中学生になり、当時の中学生は既に成人している。東北の街で写真を撮るオヂさんは全く進歩していなかった。
小生はお昼はよっぽど(?)でないと米を食べないのですが、こんなに心のこもったのが伝わる御膳なら、お酒を飲まずに頑張って食べますよ~😊
まぁ確かに、この後の行動に影響が出そうな量ですが...😅
前回この食堂を訪れた際の記事も拝見しました。7年前なのですが、ボリュームのある中身がが変わっていなくて、すごい、素晴らしいと思いました。
こういう時の停まった食堂を見るとホットします。いま、飲食店は、値段、質ともに、変化が激しく、もう行かないと思うお店も、まま、あります。
2つの記事を拝見し、ブログは、続けることが肝要だと、改めて思わされました。街の路地裏の写真に加え、こういう食堂の写真も、面白く拝見しています。
「さらし割烹」とは何だろうと思って検索したらいきなり「よし野」がでてきました。
この充実した内容でこの値段とは・・驚きです。
カウンターの人参の葉っぱ(水に差してある)とおばあちゃんの背中、
そして決してオシャレじゃないお花・・すべてがぴったりマッチしています。
長く続いてほしいお店ですね。
お膳の上に小鉢がギュウギュウ、どれもおいしそうです。変わらぬ定食でありながら、以前の写真とは季節が違うことを感じますね。
女将さんの背中、ここで季節は何回廻ったのでしょう。お店、長く続きますように。
逆に、これを肴にゆっくりとビールか日本酒を・・・。なんてことも考えましたが、日帰りでは無理なのが残念なところです。
美味しかったですよ。困ったことに米も旨いのです。
それしても煮物なんかも、味が染みて美味しかったです。7年前は700円。いまは800円。でも仕入れ材料の値上げは、もっと大きな幅だと思います。
おばあちゃんの手料理を食べているようで良い店でした。
追伸:ブログを続けていると、記録になったり、備忘録になったり、そこから発見があったり。本当に嬉しいことですね。
「さらい」とは、今風にいえばオープンキッチンということでしょうか。
一枚目の写真の手前側には、もう一つストーブがあり、そこにお婆ちゃんの席があります(笑)。清潔だけど雑然とした店内。実際はもっと照明は暗いです。独り歩きのオッサンにも優しい店です。次も行こうと思います。次は7年後なんてことがないように・・・。
そして暫く葉ワサビの料理のことで談義していました。女将さんが教えている感じで、「出来たら取りに来い」みたいなことを言っていました。
いいなあ、と思いました。小鉢はどれも美味しいでしが、いささか量が多かったです(笑)。