一般的には名所でも何でもないけど、毎年のように訪れる私的紅葉スポットがある。近所のお寺(参道)の写真は、今年もブログに掲載した。落ち紅葉が見事な田沢湖畔のバス停にも何度も行ったが、数年前に伐採されてしまった。そして今回の写真。山形県金山町の小さな公園にあるベンチである。頭上の紅葉が落ちると、ベンチの周囲が覆い尽くされ、壮観だ。ここは雨上がりに行くと、色が浮き立つように見える。今年は少し早かったのか、あるいは真っ赤になる前に落葉したのか、例年と比べると不作だった。でもオレンジに染まった様子も悪くない。ちなみに2018年のときは、真っ赤な落葉が凄かったので、リンク先を参照されたい。ちなみに今回の写真、フィルターの類も使っていないし、事後的な画像処理も全くしていない。本当にこんな見え方をするのである。
撮影は5分で終わってしまったので、この後に周辺の町まで足を伸ばした。そちらは全てモノクロ写真となる。日帰り紀行だったけど、総走行距離は約300kmとなった。明日以降に掲載したい。
https://blog.goo.ne.jp/6x6_2008/e/14025ace4ab13a93422a075c550eba9e
この度の写真、美しさは無論のこと、その造形美に魅了されました。
椛の葉の茂り所(高低差)。落ちる瞬間における風の加減...。
こう、ドシャッと(笑)ベンチに落ちていないその光景は、大げさかもしれませんが奇跡と思えました。
このベンチですが、最初撮り始めたときは、ヤラセではないかと言われました。
多分、あおういう意図でベンチを作ったと思いますが、いまでは誰も気にかけません。そういうところもお気に入りです。