秋田川反の「かっぱ小路」。骨の髄まで昭和が染み込んだバラック飲屋街である。ここで閉店する店舗はあれど、新たに開店する店舗など存在しない。誰もがそう思う。ありそうにないことが起こるのは世の常だ。昨年の10月にカフェがオープンした。小路のどんつきの建物(しばらく誰も使っていなかった)を、別の店舗の経営者が譲り受けた。以前は崩壊寸前の建物に見えた。だが実はそこは、かつて料亭だった建物であり、内部は立派な土蔵だったという。それを改装してオープンしたのである。僕が川反に行くのは日曜日なので、カフェの定休日だ。一度だけ営業していたことがあったが、貸し切り営業だった。かっぱ小路にカフェ、何ともいえない違和感だ。そんなわけで、かっぱ小路通の僕としては気になって仕方がない場所だった。
今回、店としては休業日だったが、店のメンテに来ていた店主さんから、「どうぞ中で自由に撮影して下さい」と言って頂き、中に入らせて頂いた。カメラはモノクロだったけど、そういう定めなのだろう。内部は重厚さの中にも洒落た内装で、居心地の良さそうな感じだった。「かっぱ小路」にはお世話になっているので、是非ランチの機会を設けたいと思う。うん、かっぱ小路でランチも恐ろしく違和感がある。でも蔵カフェは確かにそこにあるのである。
LEICA M10 MONOCHROME / SUMMILUX M50mm ASPH , ELMAR M24mm ASPH
廃業して いずれ新開発地区にもなりそうな雰囲気ですね
逆転の発想 ここにカフェが開店 応援したいものです と言うより こんな感じの店で珈琲を飲んで 軽飲食も良いかな
マスターとも短い会話 好きなシーンです
料亭なら良い建材を使った凝った作りだったと推測します。
その雰囲気をできるだけ遺したという感じが出ていますよね。
ランチ。愉しみですね。
そう思い続けて早◯年、意外と逞しい「かっぱ小路」でした。
それにしても、まさかカフェとは。手前のお店のマスター夫婦が、こちらもやっているようです。
ちなみに改装前は安物のトタン外壁が貼られ、とても内部に蔵があるとは思えませんでした。
田舎っぽい地味な女の子が、メガネを撮ると実は超美人みたいに、驚きの変貌です。
カフェではなく、カッフェーと表現したい内装でした。
川反の写真,探してみましたが
この場所で撮ったものはありませんでした。
あの場所にカフェがあるなんて,しかも
奥の奥にあるカフェ,もう隠れ家ですね。
日曜日がお休みというのはちょっときついですね。
ここは、こおひたいむさんが5月20日に掲載している「どぶろくや」のところですよ。
ペットボトルを置いてある板壁は「どぶろくや」のものです。
もっとも奥のカフェは看板もなく、フェンスみたいなものが閉まっていたと思います。
あの場所の奥にカフェ、今だに現実感がありません。