No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

彩り

2008-06-23 | 二眼レフ
僕は街頭などでちょっとしたシーンをスナップ風に撮影することが好きだ。これを秋田県のような田舎でやることはちょっと困難を伴う。

田舎の人は大らかな面もあるが、ある方面では都会よりもシビアである。例えば、写真を撮るという行為。
趣味で写真を撮ることは認めてもらえるが、それは殆どが「風景写真」を意味する。山や滝や花を撮ることだ。
都会の街中の感覚で、農村などで写真を撮れば警察を呼ばれかれない。
一時期は、そんなこんなでスナップ系の写真は諦めかけたが、最近は新しい境地を切り開いた(そんな大げさなことではないが・・・)。

都市が存在しなくても、農村で写真が撮れなくても、ここには微妙な街が多々あるのだ。

今回の写真の街は、「六郷」というところ。街の中の至るところに「湧水」が沸く街として知られている。
他に何がある訳でもないのだが、伝統ある街だけあって、風情ある建物もたくさんある。
県内には、昔の宿場町や城下町もあり、しばらくは「微妙」な古い街でスナップを続けてみようと思う。

ヤシカの二眼レフは、時々シャープな写りもあるが、少し古臭い描写が、こういうシーンにはピッタリだ。

photo by Yashicamat124G
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