新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

もう、終わったことだから気持ち良く相手を褒め称えよう☆

2012年08月10日 | 気になるネタ

「宿命の対決」となったロンドン五輪女子サッカー決勝の日米決戦は、米国が2-1で日本を破った。「なでしこジャパン」にとっては、2011年女子ワールドカップ優勝に続く栄冠とはならなかったが、堂々の銀メダルだ。

 両チームとも死力を尽くして戦った好ゲームとなったが、なでしこにとって不利となる「疑惑の判定」があった。今回の五輪で頻発した「誤審」が、この試合でも起きてしまったようだ。

■澤らが一斉に「ファール」だとアピール

 問題となったのは前半26分、MF宮間あや選手が米ゴール左側からフリーキック(FK)を蹴ったシーンだ。FKを邪魔するための「壁」に入った米MFヒース選手の左腕に、ボールが当たったのだ。リプレイを見ると、ヒース選手は飛んでくるボールに向かって先に腕を出し、ボールがバウンドして左足に当たっているようにみえる。故意に手を出したのなら「ハンド」の反則だ。

 ゴール前を守っていたMF澤穂希選手やMF川澄奈穂美選手ら数人は、一斉に手を挙げて相手のファールをアピールした。ところが主審はこれを認めず、プレー続行となる。佐々木則夫監督は首をかしげ、苦笑しながら手を広げて不満げな様子をみせた。

 不可解な判定はほかにもあった。後半開始早々の2分、またも相手ゴール左から宮間選手がFKを蹴る場面だ。この時、ゴール前に詰めていたDF熊谷紗希選手がタイミングよく飛び込んだが、相手ゴールキーパーがパンチングして防いだ。

だがよく見ると、熊谷選手のマークについていた米選手が、背後から熊谷選手を両手で抱きかかえてプレーを妨害しているようなのだ。テレビ中継でも、解説者が「ホールディング(反則の一種)をとられてもおかしくない」と話していた。ここでも主審は、米側のファールとはみなさなかった。



 いずれもペナルティーエリア内でのプレーだったので、仮に認められていれば日本側にペナルティーキック(PK)2本が与えられたはずだ。しかも、国際サッカー評議会が定める「サッカーの競技規則」第12章には、「意図的にボールを手または腕で扱い、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する」プレーをした選手は退場を宣告されるとある。主審が米側のハンドを見逃さなければ、なでしこにはPKが与えられたうえ、米は1人退場となり、前半途中から数的優位に立つことができただろう。試合の行方は大きく変わっていた可能性は高い。

■米紙「反則だとはっきり分かる位置にいた」

 米チームの選手も、ハンドがあったと認識していた。米「USAトゥデー」紙電子版では各選手の活躍を称える一方で、「最も重要なプレーとなったのは、ヒース選手のハンドだった」と伝えた。「まぎれもないファール」で、反則裁定が下っていたら日本にPKが与えられて同点に追いつかれていたかもしれない、という。さらに、この日2ゴールを決めた米MFロイド選手が「あれは明らかにハンドだった。彼女(ヒース選手)の腕に当たっていた」と語ったことに触れている。

 米「ニューヨークデイリーニュース」紙電子版は、試合結果を「米チームは実に、実にラッキーだった」と振り返る。問題のシーンについては、主審が「反則だとはっきり分かる位置にいたにもかかわらず、笛を吹かなかった」と批判した。主審の出身地、ドイツの日刊紙「ディ・ヴェルト」紙電子版は、「日米戦でのジャッジは素晴らしかった。『あれ』が反則だと裁定していたら」と指摘。同僚が試合前に、この主審を「世界最高の審判」と評価していた言葉を引用しつつ、「だがこの夜は違っていた。ヒース選手のハンドを見逃したのだから」と結んでいる。

 インターネット掲示板では、「誰が見ても誤審」と主審を非難する書き込みが並んだ。対戦相手の選手も認めているだけに、日本のファンにとっては、裁定が覆らない「悔しさ」はひとしおかもしれない。それでも、90分間の熱戦を繰り広げたうえで銀メダルを手にしたなでしこは、表彰式で誰もが満足げな表情を浮かべていた。

 USAトゥデー紙は、主審が「ハンド」をとらなかったことについて、試合後の会見で佐々木監督がコメントした内容を紹介した。記者に質問されて「何のことでしたっけ」と冗談で切り返した後、こう答えていた。

  「主審が何を見ていたかは分かりませんが、私は主審の判定を尊重します」


守護神・ソロ♪

2012年08月10日 | 気になるネタ

昨年のW杯決勝で敗れた日本へのリベンジ、そして五輪3連覇。米国精鋭部隊の“ウェンブリー作戦”が完遂された。

 MFロイドが2得点。再三のピンチにはGKソロが鉄壁のセーブを見せた。美しき守護神の最大の見せ場は、1点差に迫られた後半38分。FW岩渕との1対1を制してゴールを死守した。

昨年W杯のPK戦で屈した悔しさを晴らし「大きな大会はいいGKがいないと勝てないもの。今夜はすごいセーブが見られたでしょ。私だけじゃなく、日本のGKもすばらしかった」とライバルをもたたえた。


 米国の女子サッカーは強さと裏腹に、今季プロリーグが開催中止となるなど逆境にある。この金メダルが起爆剤となるか。ソロら選手にとっては、米協会が支給する総額150万ドルの優勝ボーナスにも大きな価値があるものとなった。


ご苦労さん♪

2012年08月10日 | 気になるネタ

最後まで走り抜き、仲間を鼓舞し、ゴールを狙い続けたMF宮間あやのロンドンが終わった。

 泣き崩れ動けなかった主将にそっと近づき、優しく抱き起こしたのは佐々木則夫監督だった。

 懸命にチームをまとめた小さなからだのキャプテンは「もちろん金メダルを取りたかったと思っているが、この銀メダルを取れたのも、すてきな仲間たちとだけだったと思うので、すごく誇りに思う」と語った。



 試合に勝ってもまず相手を思いやり、元気のない味方には真っ先に声を掛ける。自分のプレーは後回し。そんな宮間が、初めて自分の感情を爆発させた。

 昨年の女子W杯優勝後、すぐに「五輪の金メダルはまだ取っていない。私たちは挑戦者」と気持ちを切り替えた。沢の後を受け継いで主将に就任すると、個性的なメンバーをまとめることに心をくだいた。

 全体練習のあと、宮間は居残りでFKを練習する。相手をしてくれた選手には「ありがとう。あなたのためにゴールするから」と語りかけた。今大会では、試合後に全選手の部屋を訪れ「お疲れさん」と握手。準決勝のフランス戦前には「1人でも欠けたらここまで来られなかった。すばらしいメンバーと、すばらしいウェンブリーのピッチで戦えるうれしさを、みんなに伝えよう」とゲキを飛ばした。

 全力で奮闘してきた宮間。苦しいことも辛いことも耐えてきた思いは、最後の戦いを終えて涙になった。

 「チーム一丸となってやり切れたことを誇りに思っている。お互いを信じてやってこられた。みんなに感謝している」

 やはり最後も仲間をねぎらった。試合後は珍しく号泣したが、表彰台の宮間には今までみせたことがないほどの笑顔が広がっていた。


運転中の眠気を吹っ飛ばせ!

2012年08月10日 | 気になるネタ

日本民族大移動のお盆シーズンには、車で帰省や旅行に出かける人が多くなる。相次ぐ居眠り運転による交通死亡事故は、ハンドルを握る人たちにとって決して他人ごとではない。実際、交通事故の半数以上が前方不注意とハンドル操作不適で、そのかなりの部分が居眠り運転に関係ありとの報告もある。

 全日本トラック協会が行ったアンケートでも、約9割の運転手が「運転中に眠気を感じたことがある」と答えており、そのうちの14・3%は頻繁に感じると回答している。

そして、眠気を感じたときは「車を止めて休息を取る、体を動かす」(76・2%)、「窓を開け空気を入れ替える」(49・8%)、「カフェイン飲料または、ミント系のガムやお菓子でスッキリさせる」(42・2%)などの対策を取っている。

 プロドライバーの経験に基づいた対処法は説得力がある。中でも最も効果的なのが20~30分の仮眠。寝過ぎは逆効果という説もあるから要注意だ。

 対策の3番目に刺激の強い飲料やガムなどを挙げているが、そうしたガムの代表ともいえるのが「強力ミントで眠気スッキリ!」のキャッチコピーで知られるロッテの「ブラックブラック」だ。カフェインを配合したこの辛口ガムは、受験生やドライバーに好評で、特に車を運転するときの必需品として愛用されている。警視庁と東京交通安全協会がキャンペーンなどで運転手に手渡しする配布物の中にもこのブラックブラックが入っている。



 現在発売されているのは、板タイプの「ブラックブラック」(想定小売価格100円)、運転席のドリンクホルダーにスッポリ収まる「粒ワンプッシュボトル」(同819円)とそれよりメントールの刺激が強い「ハードミニボトル」(同292円)。

そして、7月に全国発売された、ブランド初の超強力メントールパウダー入り「ブラックブラックSPEEDY」(同130円)がある。圧倒的なメントールの刺激が口の中に瞬時に広がり、眠気スッキリのキャッチコピーを裏切らない。「ドライブには、噛んでスッキリ! 辛めのガムを忘れずに」を合言葉にしたい。


三連覇だ!!

2012年08月10日 | 気になるネタ

ロンドン五輪第14日の9日(日本時間10日午前3時45分開始)、サッカー女子の決勝があり、世界ランク3位の日本(なでしこジャパン)は、同1位の米国に1―2(前半0―1)で敗れた。

日本は昨年のワールドカップに続く「連覇」を狙ったが、惜しくも銀メダルに終わった。サッカー女子で日本が五輪でメダルを獲得するのは初めて。米国は3連覇を達成した。

 日本は前半8分に先制され、後半9分にも追加点を許した。日本は後半18分、FW大儀見(ポツダム)が1点を返し、追いすがったが届かなかった。


3つ目だ!

2012年08月10日 | 気になるネタ

ロンドン五輪の第14日は、レスリング女子55キロ級決勝を行い、吉田沙保里(ALSOK)がトーニャ・バービーク(カナダ)を2-0で下し、金メダルを獲得した。アテネ、北京に続く五輪3連覇は63キロ級の伊調馨(ALSOK)に続く快挙で、レスリング女子が今大会獲得した金メダルは3つとなった。

 立ち上がりからお互いが牽制し合う中、吉田が得意の高速タックルを仕掛けて第1ピリオドを先取。第2ピリオドも残り30秒を切ったところで相手を押し出し、試合を決めた。

 吉田は初戦となる2回戦でケルシー・キャンベル(米国)を2-0で、3回戦でユリア・ラトケビッチ(アゼルバイジャン)を2-0で退けた。

準決勝では5月の国別対抗戦、ワールドカップで敗れたワレリア・ジョロボワ(ロシア)に2-0で雪辱していた。

 ■吉田沙保里の父・栄勝コーチの話「最高です。最初はどうしても硬くなっていた。決勝は最後の試合だと思って、悔いのないように思いっきりやれと言った。(3連覇は)ぴんとこない。五輪に勝つだけでもすごいのに。3連覇は本当にすごい」

 ■栄和人監督の話「正直、この五輪は難しいと思っていた。(吉田)沙保里もトンネルを抜けきらない感じだった。いろんな人に支えられた。まだ力を残している感じで、最後に爆発してくれた。(3連覇は)今でも信じられない」(共同)


未明に決着が!

2012年08月10日 | 気になるネタ

サッカー女子決勝、日本(なでしこジャパン)―米国は9日(日本時間10日未明)に行われる。

 金メダルをかけた大一番を展望する。

 米国の攻撃サッカーを支えるのは、破壊力ある2トップだ。1メートル78の長身で代表通算143得点(世界歴代2位)のワンバックは空中戦と球際の競り合いに絶対の強さを誇り、昨夏のワールドカップ後にレギュラーへ昇格したモーガンは男子選手並みの俊足と技術を兼ね備える。

 6月の親善試合では、この2人をめがけて次々とロングボールを放り込む作戦で、日本を4―1と圧倒した。今回も、その作戦で来るのは確実だろう。

 日本は決勝前日の8日、非公開の実戦練習で、相手2トップへの対策を積んだ模様だ。守備ラインを統率するセンターバックの岩清水(日テレ)が「前に出て(2トップへの)パスコースを切ること」と言う通り、まずは2人にボールが渡らないよう、全員が連動した素早いプレスでボールの出どころを抑えたい。

 相手の攻撃を勢いに乗せないためにも、日本としては本来の華麗なパスワークを取り戻し、ボール支配率を上げたいところだ。

気がかりは、開幕直前に導入された新布陣で、中盤の左サイドから右サイドにポジションが変わった司令塔の宮間(岡山湯郷)のパスが精度を欠き、簡単にボールを失う場面が目立つこと。「今までの試合以上に人生を懸けたい」という決勝で、復調を遂げられるか。

男子の分も☆

 準決勝で延長を含む120分間を戦ったうえ、マンチェスターからロンドンへ会場の移動もあった米国は、疲れもあるはずだが、日本も消耗戦続きで、コンディションで分があるかどうかは微妙。

佐々木監督は公式記者会見で「どちらの勝ちたいという思いが強いかが、本当の勝負」と、最後は精神力の差がメダルの色を分けると強調した。(込山駿)