週明け27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比15・68ドル高の2万0837・44ドルと12営業日連続で終値の過去最高値を更新した。1987年1月以来約30年ぶりの連続記録となる。トランプ米政権の経済政策への期待が持続し、相場を押し上げた。
トランプ大統領がインフラ投資に関する「大きな発表」を28日の施政方針演説に盛り込む見通しを示し、投資家の期待が高まった。減税や規制緩和についても、実現への道筋が明らかになると期待されている。半面、新味に乏しい演説になることへの警戒もあり、相場は勢いを欠いた。