週明け21日の東京株式市場は、円安で業績改善が期待できる輸出関連企業を中心に幅広い銘柄で買い注文が優勢となった。
日経平均株価(225種)は続伸し、終値は前週末比138円61銭高の1万8106円02銭と1月6日以来、約10カ月半ぶりに1万8000円台を回復した。東京外国為替市場の円相場は一時、約6カ月ぶりの円安水準となる1ドル=111円台で取引された。
東証株価指数(TOPIX)は14・47ポイント高の1442・93。出来高は20億7000万株。
トランプ次期米大統領が掲げる積極財政政策への期待感から株高円安が進んだ前週の流れを引き継いで朝方から、主に海外の投資家からとみられる買い注文が先行。午後に円相場が1ドル=111円台で推移すると、じりじりと上げ幅を拡大した。