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トランプラリー

2017年01月11日 | 気になるネタ

いよいよドナルド・トランプ氏が第45代米国大統領に就任する。就任は1月20日だが、すでに世界の株式マーケットでは、昨年から「トランプラリー」が始まっている。

 トランプ関連銘柄は多岐に渡るが、代表的なセクターといえば、インフラ関連と防衛関連だろう。また、トランプラリーの初動では保険や証券、銀行といった金融セクターも積極的に買われた。

 さて、昨年末に株式市場をにぎわしたトランプ関連といえば、ヤマシンフィルタ(6240)である。同社は建設機械用のフィルタ製造を手掛けており、米国でのインフラ投資の恩恵をたっぷりと受けそうだ。某当たり屋評論家が、「トランプ相場の大本命はヤマシンフィルタ」と名指ししたこともあり、米大統領選直後から株価はすでに2倍増を達成している。

           私ぃ~持っていますけどぉ

 ただし、ヤマシンフィルタの株価は1149円(昨年12月30日現在)。売買単位は100株だから、10万円の投資資金を若干上回ってしまう。相対的にトランプ関連の多くは10万円以上の投資資金が必要だが、今回は10万円で買える数少ないトランプ関連銘柄を紹介しよう。

 まずは、産業用機械を手掛ける豊和工業(6203)。同社は防衛省に小銃等の火器の納入実績がある防衛関連銘柄だ。株価は12月7日に658円の高値をつけ、その後は調整中。そろそろ底打ちからリバウンド入りか。昨年末の株価は613円。100株単位なので、約6万1000円で投資可能だ。

 一方、機雷の製造をはじめ防衛関連銘柄としておなじみの石川製作所(6208)もトランプ関連の本丸銘柄。こちらも豊和工業同様に株価は調整中だが、過去の経験則ではいったん注目されると一気に吹き上がる株価習性がある。昨年末の株価は660円。約6万6000円で投資可能だ。

 最後は、日本冶金工業(5480)。同社はニッケルなどステンレス専業の大手だ。米国のインフラ投資に伴いステンレス需要が高まるとの思惑から物色された経緯がある。昨年末の株価は191円。約2万円から投資できるトランプ関連銘柄だ。

 なお、上記3銘柄の株価はそろって下降気味。飛び乗るのではなく、底打ちを確認してからリバウンドを狙いたい。 (三枝裕介)



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