奈良県郡山市にある【矢田寺(やだでら)】にアジサイの花を見に行きました
境内には61種1万株の色とりどりのアジサイがあるそうです
天武天皇 勅願寺 矢田寺(矢田山金剛山寺)
矢田寺の参道にはお地蔵様がたくさんおられますが 本尊もまたお地蔵様です
お地蔵様はお釈迦様の入滅後 弥勒菩薩様が出られて再び法を説かれるまでの
56億7000万年の無仏の間 救いのないこの世に出現され その身を さまざまの姿に分身し
民衆を救済される ありがたい仏様です
さまざまに色を変えて目を楽しませるアジサイの花は まさにお地蔵様の化身と申せましょう……「参拝のしおり~」
縁起…矢田寺は680年頃 大海人皇子(後の天武天皇)が戦勝祈願のため矢田山に登られ
即位後の勅命により智通僧正が開基されました
※智通僧正…遣唐使として唐に渡り玄奘三蔵から法相宗を学ぶ
当初は十一面観音を本尊とし安置していましたが平安時代に地蔵信仰が盛んになり地蔵菩薩が本尊となりました
日本の地蔵信仰発祥地の1ヶ所といわれています
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駐車場(200円)にを止めここまで上がって来ました 入山料500円支払い上を見ると
この石段を上るの?
石段をゆっくり ゆっくり 参拝客は同じような年恰好の人達 若い人もチラホラ
一休みしながら頑張って上りました
これで終わりではありません まだまだ続きます
やっと到着 本堂の前にアジサイの庭がありました
(後ろにもありましたが行きませんでした)
少し早いかもわかりませんね 順路に沿って歩きましたが迷路のようでした
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☆閻魔堂(えんまどう)の特別開扉で いつもは見ることができない閻魔大王を拝観しました
堂内は撮影禁止でしたので写真はありませんが
中央に大きな閻魔大王がおられ両脇に残りの十王がおられました
・閻魔堂の前から拝観
・開山当初は七堂伽藍48ヶ坊が造営されていましたが現在は4つの塔頭からなりたっています
・念佛院 ・大門坊
・本堂から13重石塔 後ろが北僧坊 ・南僧坊
※ 境内には石仏も多く 楽しいお地蔵さん みそなめ地蔵さんがいらっしゃいました
本尊の地蔵菩薩さんは右手に阿弥陀様と同じ印を結び矢田型地蔵と言われ
「矢田のお地蔵さん」と親しまれているそうです