日々の日記から

毎日の生活 備忘録

田原本の能

2017-10-09 | 美術館 博物館

第32回国民文化祭・なら2017第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会「田原本の能」が田原本町にある田原本青垣生涯学習センター・弥生の里ホールであり見に行ってきました 能は世界無形文化遺産です 

田原本は「能」発祥の地 能の催しは 一日に五番立て(式能)とすることが正式とされています 神・男・女・狂・鬼の順に演じられます ただし完全に固定されているわけではありません 江戸時代中期以降は10時間もかかる催しに それ以前は6時間程度で演じられていました…(解説書)それでも長いですね 謡(うたい)の体験もしました
「野守」の一説を全員で暗唱?難しいですが謡ってその気になりました(笑)
節は母音でまわします

第2部は狂言「棒縛り」と能「野守」でした あらすじを読んでいて正解でした

 

お昼は帰り道にある丸〇製麺で「おうどん」をいただきました

 
濃いめの味付けでした

田原本町が能・申楽(さるがく)四座の総括の座 円満井座(金春座)の発祥の地 鎌倉時代に入り中央貴族の藤原氏中心の社会システムが弱体化し申楽や能を支えていたスポンサーを失った すい星のごとく現れた観阿弥・世阿弥の親子によって申楽(猿楽)は洗練され磨かれる 子供の世阿弥は円満井座の金春弥三・勝清・氏清に預けられ芸の基礎を身につけていった 京の今野神社の晴れ舞台(円満井座公演)で足利将軍に見いだされ申楽(猿楽)を能として大成する(室町時代)ことになった 世阿弥は直系の子孫をなくし世阿弥の真は金春流の金春禅竹に受け継がれる 戦国時代の終焉にあたり豊臣秀吉は各地の申楽(猿楽)座を「大和四座」に集約 各座が補かんの関係のまま 金春にのみ知行地を与え本座の地位を明確にした…解説書から抜粋

(シテ) 仕手は主役 (ワキ)脇は主役の次に位しそれを助ける (アイ)は同類 その仲間 

 

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