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【年女インタビュー】藤田光里が語る12年前、今、そして12年後「今年は今まで以上に“頑張る”思いが強い」

2018-01-02 13:40:59 | 日記

 

鈴木愛の賞金女王で幕を閉じた2017年の国内女子ツアー。その鈴木は2018年に24歳を迎える“年女”。そこで個性的な面々が顔をそろえる1994年生まれの“年女”女子プロに、過去・未来を交えた質問でゴルフ人生について振り返ってもらった。第2回は藤田光里。プロテストトップ合格、初シード、初優勝と順調なプロ生活から一転、シードを喪失した今、何を思うのか。

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Q.2017年はどんな1年でしたか?
成績は全然でなかったけどプロになってから一番ゴルフと向き合えた1年でした。今までで一番良い1年だったと思います。

Q.今までとは何が違いましたか?
今までは「やらなきゃいけない」と、自分の中で強制的なものを作ってゴルフをしていました。ですが、今年は「ゴルフをやりたい」のに怪我でできないということもあって、すごく悔しい思いをしたり。そんな状況でとにかくゴルフと向き合っていた年だったと思います。良いことばかりを見ているわけではなかったので、この1年は得るものの方が大きかったかな。

Q.それでは早速、年女の話を聞かせてください。前回の戌年、つまり12年前、その頃はどんな年でしたか?
小学校6年生ですよね。私は5年生が終わってすぐに転校して、6年生の1年だけ違う小学校に通ったんです。そんな感じでとにかくバタバタした年でした。ゴルフの環境をよくするために引っ越しをしたのですが、最後1年だけ違う小学校に通わなければいけないという辛さと、その土地に慣れるのにも時間かかったという記憶があります。あとは練習環境が良くなったので、逆にずっとゴルフばかりやっていました。練習場の近くに引っ越したので。結構、藤田家にとって大きな節目でしたね。

これは両親には話してないですが、ゴルフを続けるのか、辞めるのか。私の中ではそういう葛藤もあった年ですね。小学生だから友達とかも大事って思うところもあって、それを捨ててまで、プロを目指すために別の場所に行かなければいかないのか、と落ち込んだことも何度もありました。転校した先で「本当にプロになれるのか」という不安と、プロテストまであと6年という状況。ずっと「今がやめるタイミングなのかも」という気持ちとの戦いでしたね。

 

Q.逆に24歳になって、この12年間というのはいかがですか?
振り返ってみると、とても短かったと思います。とにかくこの12年間、毎日ゴルフに費やしていたのであっと言う間でしたね。でも、12歳の頃は早くプロテスト受けたいと思っていたので、その時に戻って聞いたら「24歳まで長い」と言うと思うんですけど、過ごしてみたら短かったですね

Q.この12年間でプロテストトップ合格、QT突破、初シード、初優勝。一番の思い出は何ですか?
やっぱり一番はプロテストに受かったことですね。序列をつけるとしたら。自分も受かるとは思ってなかったので。もちろん初優勝も嬉しかったです。プロの世界に入ったはいいけど、レギュラーツアーに出られるか分からないような状態だと思っていたので。勝てた時は「自分でもできた」という達成感がありました。

Q.振り返ってみてもかなり順風満帆なゴルフ人生だと思いますが?
ジュニアの頃から成績だけ見れば、割とトントン拍子な感じでした。逆に言えば、順調過ぎたことによって、「いつかは悩む時期もくるんだろう」と思っていたから、今こうして怪我をして、シードを喪失しても「うわーどうしよう」みたいにパニックにはなってないですね。割と落ち着いています。

Q.そんな藤田さんと同世代の選手も強い人が揃っていますね
同い年の鈴木愛が賞金女王になって本当に嬉しかったです。一緒にナショナルチームで過ごしてきて、プロテストも一緒に受かって。愛が選手権で勝ったときも嬉しかったです。衝突した時もありましたが、女王になったときは本当に喜びました。メッセージも送りましたよ。

Q.他の同級生もみなさんお強い
(川岸)史果も愛と私と3人でナショナルチームに入っていて。プロテスト失敗してしまいましたが、絶対プロに入ったらガンと上にくると思っていました。だから本当に来たからすごいなと思って見ていましたね。他にも松森彩夏江澤亜弥鬼頭桜大西葵とかも同い年です。勝みなみちゃんの代が黄金世代って言われているけど、私たちの代も結構揃っていますよ!って言いたいですね(笑)

Q.ちなみに藤田さんは戌年ですが、なにか犬との思い出はありますか?
つい最近、やっと犬に触れるようになりました(笑)ずっと猫を飼っていたこともあり、吠えられるのとか怖くて触れられませんでした。2年前に愛知の介助犬訓練場に犬を観に行ったんですが、そこでやっと犬を触れるようになりました。すごく大人しい子でしたけど(笑)そこからはワンちゃんも大丈夫になりました。それまでは怖かったですね~。

 

最近は犬も飼いたいと思うけど、猫が居るから飼えないんです。それに、いつも「誰が世話するの」って母に怒られています(笑)私、中々家にいないので。

Q.さて、年女の2018年はどんな1年にしたいですか?
ここ3~4年とは全然違う年になると思います。でも焦りはなくて、逆に良い時間を過ごせそうだなと考えたりもしています。まずは怪我を直すことが最優先ですね。その中で出場できるレギュラーツアーも限られるので、1試合1試合が大事になってくるのでしっかりと準備をしたいと思います。

また、ステップ・アップ・ツアーも行こうかなと思っています。主戦場、というわけではないですが、レギュラー出てない期間、試合感を養うために何試合かは行こうかと思っています。できることから頑張って、2019年に向けてできることをやっていく。そんな1年にしたいですね。今まで以上に「頑張る!」という思いは強くなっています。

Q.これから次の12年
36歳ですか。想像もつかない(笑)この12年が人生で一番大きい12年間ですね。自分が何歳までゴルフやっているかも考えられない。36歳ですよね?そこまでゴルフ続けられている自信はないなぁ。

ですが、もう1度、優勝した景色を見たいなと思います。まずは怪我を治して。時間はかかると思いますが、あの景色を見たいですね。

Q.12年後どんな生活をしていますか?
結婚して子供いて欲しいなと思います。結婚自体は何歳でもいいんですけど。子供もいて欲しいですね。

 

以上、アルバニュース

 

 

北海道の星、藤田光里はケガを完治させたら復活してくる選手だと思います。

 

今年の年女の選手は女子プロの核になっていますね。鈴木愛、川岸史果、松森彩夏ら、現在の日本女子プロ選手の中で中心になっている世代だと思います。

 

今年は、後ろから追いかけている若い世代の活躍が層を厚くするのでどんどん上がってきてほしいものです。

 



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