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Is the US and the dollar okay? FRBが「まさかの態度変更」…そのことで世界経済に何が起きるのか? 驚きのシナリオ

2022-06-20 06:45:23 | 日記

FRBの姿勢

インフレ退治に徹底して取り組み、景気のソフト・ランディングではなくソフティッシュ・ランディングを目指す、連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策スタンスが鮮明化している。

 

ソフティッシュ・ランディングとは、多少の景気の減速や金融資産価格の下落を招いてでもインフレ退治を行うことを意味する。

言ってみれば、多少の軋轢は我慢してでも、インフレの鎮静化を果たす決意ともいえる。

 

それが614日、15日の連邦公開市場委員会(FOMC)における0.75ポイントの追加利上げにつながった。

 

ウクライナ危機などを背景に、短期間で米国をはじめ世界の物価が下落傾向に転じる展開を予想するのは困難だ。

 

FRBはより迅速かつ大胆に金融政策を引き締めざるを得ない状況を迎えている。

それによって金利は上昇し、米国の家計が借り入れを増やして消費を行うことは難しくなる。

 

企業の設備投資も抑圧され、雇用・所得環境の悪化は避けられない。

金利上昇によって株式をはじめ広範な資産価格にも下落圧力がかかる。

 

そうした負の影響があったとしてもFRB2%の物価目標の実現に向けて金融を引き締めなければならない。

1990年代初頭以降の世界経済はFRBなど主要中銀による緩和的な金融政策の運営に支えられた側面が大きい。

 

その状況が急激に変わり始めている。

FRBが目指すソフティッシュ・ランディング

ソフティッシュは、やや柔らかい、を意味する。

 

5月のFOMCまでFRBはソフト・ランディングをめざした。

その裏返しに、3月と5月の声明文には適切な金融政策の引き締めによって、2%の物価目標達成と堅調な労働市場の維持を目指すとの文言が記された。

 

しかし、FRBが金融政策を運営する方針は大きく変わった。

517日に開催されたイベントにてパウエル議長はソフティッシュ・ランディングを目指す意思を表明したのだ。

 

FRBが公表する経済見通しのサマリー(SEP)に収録されている2022年、23年、24年の政策金利と失業率の展開予想を比較するとソフト・ランディングとの違いがよくわかる。

 

3月のSEPでは政策金利は1.9%、2.8%、2.8%、失業率は3.5%、3.5%、3.6%で推移する見通しが示された。

FRBは失業率が大きく上昇しないように追加利上げを実行し、物価を安定させようとした。

 

それがソフト・ランディングだ。

しかし、今回のSEPでは政策金利は3.4%、3.8%、3.4%、失業率は3.7%、3.9%、4.1%との予想が示された。前回のSEPに比べ、追加の利上げ幅は大きく引き上げられた。

 

それによって、失業率が上昇する。

多少の痛みを伴ったとしてもインフレ退治に徹底して取り組まなければならない。

 

それがパウエル議長が示したソフティッシュ・ランディングの真意だ。

声明文からもソフティッシュ・ランディングを目指すFRBの覚悟が確認できる。

6月の声明文からは労働市場の安定を守る意思が削除された。

 

その代わりに物価目標の実現に徹底して取り組むことが明記された。

FRBはインフレ退治を最優先課題に掲げて金融政策を機敏に運営する決意を表明した。

 

世界的な物価上昇は続く恐れ

以上が示唆することは、今後も物価が上昇する可能性が高いとの危機感をFRBが一段と強めていることだ。

米国の物価上昇は国内の旺盛な需要(特に個人の消費)に加えて、ウクライナ危機などをきっかけとする供給制約に影響されている。

 

特に、ウクライナ危機によって資源国であるロシアが世界経済から切り離され、世界経済がブロック化し始めた。

それによって、あらゆる経済活動に欠かせない原油の価格が上昇した。

その結果、米国では調査開始以来で初めてガソリンの価格が1ガロン当たり5ドルを超えた。

 

天然ガス、穀物、木材、半導体の部材や自動車部品などあらゆるモノとサービスの価格がすう勢的に上昇している。

ロシアからの資源供給は減少する。

 

中国のゼロコロナ政策によって供給制約が深刻化する懸念も強い。

世界の資源価格はさらに上昇し、ピークアウト後も高止まりするだろう。

そうした展開が予想される状況下、米国ではさらなる物価上昇を警戒する企業や家計が急増している。

 

連鎖反応的に物価は上昇しやすくなっている。

ウクライナ問題などをきっかけとする資源価格上昇にFRBは直接働きかけることができない。

 

FRBにできることは、金融を引き締めて需要を抑え、供給とのバランスを目指すことだ。

それによって経済成長率は低下する。

 

今後、FRB0.75ポイント、あるいはそれを上回る追加利上げを余儀なくされる可能性は高い。

量的引き締め(QT、バランスシート縮小による流動性吸収)の加速も排除できない。

 

他の中央銀行も、前倒しで金融政策の正常化や引き締めを急ぐ。

世界的に金利は上昇し、金融資産価格の下落圧力も高まるだろう。

FRBがソフティッシュ・ランディングを目指す決意は冷静に考える必要がある。

 

以上、現代ビジネス

 

FRBはインフレ退治を最優先課題に掲げて金融政策を機敏に運営する決意を表明した。

アメリカ、そしてドルは大丈夫か?

無理にドル高にするため、円安に誘導していると言われている。

本当は紙切れのドルを日本を犠牲にして無理に浮揚させているように思える。

 

 

★「今だけ、金だけ、自分だけ」の政治家、官僚は去れ!!

 

★観たことある?

 参政党のユーチューブ、本当に面白い!!感動しますよ。

 

参政党 (sanseito.jp)

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