はるか遠くに思えたメダルの匂いを、池田勇太は夢中に追い求めて戦った。オリンピックGCで行われたリオデジャネイロ五輪男子ゴルフの最終日、池田は一時6位タイまで順位を上げたが、終盤にスコアを崩して、この日「69」で通算3アンダーの21位タイ。「この結果が悔しいし、納得できない」と宙の一点をじっと見つめた。
通算1アンダーの26位からスタートした最終日。5番(パー5)でイーグルを奪うなど、10番までに5つスコアを伸ばして通算6アンダーとし、入賞圏内の6位タイまで浮上した。
その時点でメダルを意識した?そう問われた池田は、ふんっと鼻で息を吐いてからこう言った。「意識したかって、そこを目標にやっているんじゃないですか」。
11番でボギーとしたが、続く12番ではティショットを大きく右に曲げながらも、最後は4mのパットをねじ込みパーセーブ。だが、14番、17番と2つのパー3でともにティショットをバンカーに入れてボギーとした。「今日のゴルフは14番以降」とまとめた池田。それ以上、発する言葉が見つからなかった。
「今日はこういう(ギャラリーも大勢入った)雰囲気になって、これがオリンピックのゴルフなんだなってことが思えた。メジャーで日本を代表して戦うのとは全く別もの。学生時代から日本代表として戦ってきて、そういう感覚を久しぶりに思い出せた」と、初めてのオリンピックで収穫は得た。だが、それだけではまだ足りなかった。
「オリンピックにはいつでも出たい。日本を代表して戦うんだから、出たいのは当たり前」と池田はかねて言ってきた。次回の東京五輪にも「もちろん出たい」。だが、出るだけでは満足できない。この悔しさを味わった日本のゴルファーは、まだ2人だけだ。(ブラジル・リオデジャネイロ/今岡涼太)
以上、GDOニュース
東京オリンピックに向けて、池田勇太、片山晋呉は責任感があり、立派だと思う。
テニスでは錦織が必死に頑張り、96年ぶりの銅メダル、すばらしかった。賞金はないが歴史的な快挙だった。
一方、ゴルフではジカ熱とかを理由に挙げて辞退することには情けないと感じました。
リオは南半球であり、寒いので蚊はほとんど飛んでないのでジカ熱は理由にならない。
松山とか、谷原は当てにならない。
男子ゴルフは東京オリンピック大丈夫だろうか?
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