ファミリーサポートの協力会員に登録して早数年
新年会?を兼ねてみんなでランチ
今回は実父の話
事情があって数日一人暮らしをしなくては
いけなくなった父さん
台所に立ったことはありません
冷蔵庫の中身も知りません
日ごろは離れて暮らしていても
どんな「オヤジ」か、よく承知している私の出番です
一人で食事の準備が出来るよう86歳に学習してもらいます
いくぜ「レンチン大作戦」
いまどきの冷凍食品の美味しさを繰り返し説明し
一回の分量と加熱時間を書いたメモをレンジの周りに貼りつけ
やって見せるだけではなく、本人に何度もやらせて…
好きなおかずを作り置きしてあげて
冷蔵庫の一番分かりやすい棚に一回分ずつ小分けして置き
間違っても3度の食事と薬を抜かないようにナダメすかして…
奮闘すること1週間
やっと人並みに食事の準備ができるようになりましたぁぁぁ
父さんの家のレンジ…「おまかせコースのあたためボタン」があるの
これが曲者じゃ~
朝食にロールパン一個を「あたためボタン」で加熱しちゃった
ふんわりと少しあたたかいパンが食べたかったのに
出来上がったのはロールパン型ラスクもどき
たぶん、3~4分加熱したんじゃなかろうか…
カチンカチンになったものをガリガリかじり
しまいには、スープに浸して食べたんだって~
(心の声:あきらめて捨てても良かったのに…もったいないらしい
歯が折れたらどうするんじゃ~)
まあ、失敗した方が覚えられるというのは、本当だと思う
それからは私の分まで上手にあたためてくれて
得意そうに「うまいだろう」と笑う((´∀`))ケラケラ
父と同じような不器用な高齢者さんをお持ちのご家族
「レンチンの技術」是非習得するようお勧めします
多少の失敗は今後への投資だと思って目をつむり
科学の粋を集めた「家電」と「冷凍食品」を使えるようになると
私たちファミリーサポートなんて要らなくなるかもよ