第４回 経営者オフサイト 名古屋場所！

スコラさんの主催で行われている「経営者オフサイト東京場所」。「会社をさらによくしたい」と願う社長が全国から集まり、まじめに、気楽に話し合う場ですが、とても参考になるし、有意義なので、「東海地区でもやろう！」ということになって「名古屋場所」も開かれるようになりました。そして「経営者オフサイト名古屋場所」も今回が４回目。いよいよ定着してきました。第１回目、２回目はＩＳＯＷＡさんで、前回の３回目は刈谷のデンソーアイセムさんで、そして今回、４回目は再びＩＳＯＷＡさんでの開催です。静岡からは橋本組の橋本専務と自分が参加。今回のオフサイトも・・・、よかったです。

最初に埼玉県から参加のすーさん（← ハンドルネームです）が自社の風土改革の事例をお話しして下さいました。決して平坦ではなかった風土改革の取り組みは、社長が思いを語り続けることで、徐々に社内に雑談が増え、細かい指示が不要になるなどの成果を生んでいきます。そして今、さらに「社員が誇りをもてる会社」を目指して改革を続けるすーさんの取り組みは感動的でした。やはり社長の「思い」を理解してもらうことが、とても重要なのだと感じました。

今回の経営者オフサイトで話題になったことは

社内で、社長の席と距離が近い部門はコミュニケーションが多くなるが、離れている部門とはコミュニケーションが不足気味になり、時には「○○部だけえこひいきしている」という感覚を生じさせかねないのではないか

とか

社長がある部門の部長を兼ねてしまうケースは中小企業では多いけど、そうするとどうしてもそこだけが「特別な部門」になってしまい、社長の中で「その他の部門」とは思い入れに差が生じてしまうのではいか

とか

兄弟で経営にあたっているが、「弟が（兄が）何を考えているのかわからない」

など、様々な「ありそうなシーン」について議論がなされました。

これが、やっぱり「会社をもっとよくしよう」と真剣に考えている経営者の皆さんが集まって議論すると、迫力があるのです。みんな熱いし、深いです。

オフサイトミーティングの後は、恒例の「泡オフ」。若干アルコールが入って、さらにリラックス。でもやっぱり仕事のことを語り続ける場は、楽しく有意義な時間です。「ｉＰｈｏｎｅ買ったんだけど」とか「Ｔｗｉｔｔｅｒ始めました」とか「ＦＲＥＥの活かし方」など、最先端のＩＴの話題も活発。やっぱり経営者の皆さんはアンテナが高いです。そちらの議論も楽しかった。

つくづく 経営者って会社をよくするために真剣で、細かいところまで気を配っていると実感できた。いくつかの気づきもいただけたので、実践していきたい。それぞれの経営者の思いが社員に伝わり、会社が今まで以上によくなっていけば、と思った。

今回も設営して下さったＩＳＯＷＡの皆さま、どうもありがとうございます。参加者の皆さん、熱い議論をどうもありがとうございました。