「ウチの会社にはそんなに不満をもった社員はいないと思います」
と言ったら
「そんなの社長が知らないだけに決まってる」
と言われてしまった。
それって悲しすぎない?
社員一人ひとりと面接して、来期の給与を伝えた。「これで来年もがんばってほしい」と。それは部門長とも相談し、納得し、自信をもって伝えられるものだった。1週間かけて行った全社員との「個別目標管理面接」は渾身のものだ。正直 とても疲れたけど 手応えも十分あった。
それでも確かに不満は0ではあるまい。だから自分の発言が「甘い」というなら甘くて結構だ。
「この時期(昇給の時期)は社員からクレームが多いからいやだ」とぼやく一方で 根本的な改善策を打たないでいるよりは、自分自身が最善と思える制度を導入して 自信をもって実践していきたい。
甘くてもいいから「社員はみんな喜んで仕事に打ち込んでくれている」と信じていたい。
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ストレートに答えられないので、変化球的な回答を。
私は、「社員の会社満足度の総和が毎年少しでも大きくなるような経営」を心がけています。
多くの施策は、ある社員にとっては歓迎すべきことでも、別の社員にとっては脅威に映ります。
それでも総和として社員の会社満足度が向上して
いくなら、それは「よし」と考えていいんじゃない
でしょうか。
そういう時に、また社員から
「社長、応援してますから」
って声かけてもらえると、ホント救われますよね。
社長ってある面孤独ですもんね。
お互い頑張りましょう。
いつも貴重なアドバイス、本当にどうもありがとうございます。とても助けられます。
>社員の会社満足度の総和が毎年少しでも大きくなるような経営
とても説得力のある指針ですね。ぼくもさっそく採用させていただきます。「このやり方で社員の満足度の総和が向上するだろうか?」ということを自問自答して経営していきます。
>社長、応援してますから
これって本当にうれしいですよね。最近ブログや社内SNSで、これまで以上に社員は自分のことを知るようになってきていると思います。そんなとき、ポロッとこんな一言をいってもらえると本当にうれしいです。
社員同士(含む自分)で お互いに感謝し合える会社運営ができるようにがんばります。