中島公園近く、Zepp Sapporoに到着しました。実は今夜はコンサートの日。
待ちに待ったホワイトスネイクのステージ。先輩から取ってもらったチケット。
なんと31年振りの札幌公演なのだ!
オールスタンディングで会場は満員。しかも周りはヘヴィメタ世代のオヤジばっか。
毎回のようにメンバーが変わるのもこのバンドならではですが、今回はドラム以外は若手の新鋭が器用されていて、みんなウマイのなんの、しかもルックスがカッコイイ!
ドラムはロック界ではもはや殿堂入りクラス、トミーアルドリッチ。この人ホントに66歳なの?ってくらい叩きまくってます。この人のドラムが聞きたくて願いが叶いました。ゲイリームーアやオジーオズボーンといった重鎮との数々のプレイは耳に焼き付いています。とにかくすげえの一言、圧巻です。
そしてカリスマ的ヴォーカリスト、デヴィッドカヴァーデル。
曲は前から噂されていたとおり、半分ディープパープル時代の曲がインプットされていました。名曲「Burn」から始まり「You keep on moving」「You fool no one」「Mistreated」「Stormbringer」など聞きなれたものばかり。「Soldier of fortune」の切ないバラードでは一寸のミスもなく完璧に歌うデビカバに鳥肌が立ったほど感動しました。横にいた「Fool for your loving」を死ぬほど好きな先輩は、曲の終わりに泣いていました。。
実は私は1984年の厚生年金会館ホールでホワイトスネイクを観ていた!
その証拠がこれだ!
8月16日(木)北海道厚生年金会館3列20番で、確かに私は彼らを目撃したのだ!
裏面をみるとプレイガイドで購入した昭和59年6月20日のスタンプが押してあります。
その時のメンバーが実に豪華で、ボーカル:デヴィッドカヴァーデル、ドラム:コージーパウエル、キーボード:ジョンロード、ギター:メルギャレー、ギター:ミッキームーディー、ベース:ニールマレーという、当時の凄腕が名を連ねていました。昔は電話やネットでの予約などなく、前晩の20:00から4プラプレイガイド前に並び、明朝10:00の開店発売まで友達と二人でずっと待ち続けました。デビカバはまだ30台と若く、ステージアクトもマイクスタンドを振り回してエネルギッシュでした。今は亡きコージーパウエルもパワフルで、叩くとみぞおちに響くくらい強烈でしたね。
(ただ、デビカバの「もっと盛り上がれよ!」の振りに、我ら道民が英語についていけず、気に入らなかったのか、アンコールに応えてくれなかったのが残念でしたが。。)
デビカバももう年だし(御年65歳)パフォーマンスが落ちているか心配でしたが、何のその、一糸乱れぬステージに度肝を抜かれました。これならまだ当分歌い続けることが可能ですわ。
また札幌公演が組まれるかどうかわからないですが、ファンとしては是非次を期待したいです。
(記事:2015年10月 Update:2016年12月)