これから札幌へ出発です。
三菱遠軽店で充電。
国道333号線を西へ走り、白滝のジオミュージアム遠軽町埋蔵文化財センター到着。
ありました充電スポット。
センターはまだ開いておらず、構内の掲示物や碑をみて回ります。
ジオサイトマップがありました。
道内には黒曜石の産地は多くあるのですが、ここでは莫大な量の黒曜石が産出し、採集される原石が大きいことが特徴です。赤石山では、200数十万年前の火山活動で生成した巨大な露頭がみられ、1mを超す原石も採集されたそうです。
出土した黒曜石の矢じり。
出土した黒曜石の矢じり。
調査では、ここから200km以上離れた石狩方面にも運ばれているとのことです。
石器文化を伝える貴重な遺産ですね。
合気道の開祖、植芝盛平翁の碑がありました。
29歳で北海道開拓団体に募集し、白滝村に入植した植芝翁は、武術家の武田惣角に出会って師事し、道場を開いて技を磨いていきました。
29歳で北海道開拓団体に募集し、白滝村に入植した植芝翁は、武術家の武田惣角に出会って師事し、道場を開いて技を磨いていきました。
36歳の時、父危篤の報せに、和歌山県に帰郷するまで生活していたということです。
この頃はまだ修行の身だったようですが、開拓の重労働で強靭な体躯を得ました。
合気武術と称したのは39歳頃からだったと言われており、この地での体験が、後の合気道に大きく影響しています。
館内には埋蔵文化センターや、植芝翁の資料展示もあるので、地質学や武道に興味のある方は、ぜひお越しください。
(記事:2019年6月 Update:2022年1月)