浜益から北上して雄冬に入り、岬展望台に来ました。国道の漁港前あたりから右手に入りますが、すぐ裏に山が迫っているため、傾斜が急な坂を登り展望台駐車場に到着。
ここからははるか上に見える展望台まで鉄骨の階段をひたすら上ります。
いきなりマムシ注意の看板が。。
山登りの感覚ですが、久しぶりなので結構キツく足にきますね。途中の地点で小休止。だいぶ上がってきたけどなぁ。
見上げれば雄冬の峯。山並みが立ちふさがるようにしてそびえ立ちます
上る途中の山肌は、巨岩で埋め尽くされており、それらをワイヤーで縛って固定し落石に備えます。この岩の上に階段を備え付けてます。
巨岩にアンカーを打ち込んでワイヤーで固定。
よっこらせっと、もうすぐかな?
展望台まで来ました。八角形のお堂を持ち上げたようなデザインです。夜に電気ついてたらUFOと間違うかも?
なにせ岩だらけだし、普通の場所じゃないから、ここまで資材を運び建設するのは大変な作業ですよ。
展望台の中心の階段を登ってドーム部分まで来ました。
窓側から雄冬の町と日本海が一望に。
窓べりに虫がびっしり!正体はカメムシでした。気持ち悪いけど田舎に来ると見られるふつーの光景ですな。
雄冬港を眼前に見下ろして。かつて陸の孤島であったこの地の連絡航路としても利用されていました。
航路は増毛まで1日1往復、2時間少々かけて運航していました。増毛までの陸路は狭く、夏場しか通行できず、冬は船便しかない状況でした。
そんな中、1981年に浜益間の国道が開通しましたが、トンネル崩落により一時不通。1984年に再開通となりました。
その年に私は今の会社に入り、翌年に職場レクで雄冬海水浴場にキャンプにきた記憶があります。お酒を飲んでのキャンプは初めてでメチャメチャ酔っぱらい、花火の入ってた箱に火を引火させてしまい、全部燃やしてしまう大失敗を起こしました。そんときや家族で来た同僚の子供さんにめちゃくちゃ怒られましたね。。
増毛まで国道が開通したのは1992年。莫大な労力と時間をかけてついに全線通年開通となったのでした。それに合わせて船便は廃止となります。
下を見ると遊歩道がまだ続いています。
どこまで延びてるんでしょう?
行ってみようと思いましたが通行禁止でした。残念です。
ちょうど雄冬の峰が陸路を遮断するように、海に落ちている、そんな感じです。
陽光降り注ぐ秋の雄冬港。穏やかです。
秋の日差しがやわらかく注ぎます。
険しく立ちはだかる雄冬~暑寒の1,000mを超える稜線。厳しい自然と向き合ってきた雄々しき峰々。
石の間から生える紅葉。
さて、戻るとしますか。短い距離で高低差がかなりあることがわかります。
それにしてもすごい巨岩。ここに建てようと思った発想がすごい。
駐車場そばに雄冬遺跡の碑が建っていました。
岩の間には縄文時代中期の住居遺跡があるらしいです。海を渡って住みつき、漁業と狩猟で生活していたのでしょう。
(記事:2015年10月 Update:2016年12月)
ここからははるか上に見える展望台まで鉄骨の階段をひたすら上ります。
いきなりマムシ注意の看板が。。
山登りの感覚ですが、久しぶりなので結構キツく足にきますね。途中の地点で小休止。だいぶ上がってきたけどなぁ。
見上げれば雄冬の峯。山並みが立ちふさがるようにしてそびえ立ちます
上る途中の山肌は、巨岩で埋め尽くされており、それらをワイヤーで縛って固定し落石に備えます。この岩の上に階段を備え付けてます。
巨岩にアンカーを打ち込んでワイヤーで固定。
よっこらせっと、もうすぐかな?
展望台まで来ました。八角形のお堂を持ち上げたようなデザインです。夜に電気ついてたらUFOと間違うかも?
なにせ岩だらけだし、普通の場所じゃないから、ここまで資材を運び建設するのは大変な作業ですよ。
展望台の中心の階段を登ってドーム部分まで来ました。
窓側から雄冬の町と日本海が一望に。
窓べりに虫がびっしり!正体はカメムシでした。気持ち悪いけど田舎に来ると見られるふつーの光景ですな。
雄冬港を眼前に見下ろして。かつて陸の孤島であったこの地の連絡航路としても利用されていました。
航路は増毛まで1日1往復、2時間少々かけて運航していました。増毛までの陸路は狭く、夏場しか通行できず、冬は船便しかない状況でした。
そんな中、1981年に浜益間の国道が開通しましたが、トンネル崩落により一時不通。1984年に再開通となりました。
その年に私は今の会社に入り、翌年に職場レクで雄冬海水浴場にキャンプにきた記憶があります。お酒を飲んでのキャンプは初めてでメチャメチャ酔っぱらい、花火の入ってた箱に火を引火させてしまい、全部燃やしてしまう大失敗を起こしました。そんときや家族で来た同僚の子供さんにめちゃくちゃ怒られましたね。。
増毛まで国道が開通したのは1992年。莫大な労力と時間をかけてついに全線通年開通となったのでした。それに合わせて船便は廃止となります。
下を見ると遊歩道がまだ続いています。
どこまで延びてるんでしょう?
行ってみようと思いましたが通行禁止でした。残念です。
ちょうど雄冬の峰が陸路を遮断するように、海に落ちている、そんな感じです。
陽光降り注ぐ秋の雄冬港。穏やかです。
秋の日差しがやわらかく注ぎます。
険しく立ちはだかる雄冬~暑寒の1,000mを超える稜線。厳しい自然と向き合ってきた雄々しき峰々。
石の間から生える紅葉。
さて、戻るとしますか。短い距離で高低差がかなりあることがわかります。
それにしてもすごい巨岩。ここに建てようと思った発想がすごい。
駐車場そばに雄冬遺跡の碑が建っていました。
岩の間には縄文時代中期の住居遺跡があるらしいです。海を渡って住みつき、漁業と狩猟で生活していたのでしょう。
(記事:2015年10月 Update:2016年12月)