生まれたての赤ちゃんには自我というものが殆どありません。
本能に従って行動しているだけです。
自我は、人間が成長するにつれて育っていくものです。
ヴィム・ベンダース「ベルリン・天使の詩 」という映画の冒頭に”子供は子供だった頃”という詩が出て来ます。
何とも言えない懐かしい雰囲気の詩です。
この中に次の一節があります。
”子供は子供だった頃いつも不思議だった
なぜ 僕は僕で君でない?”
実は、私も年少の頃に自分が友達に変身するように念じたことがあります。
この頃は、魂と身体が分離して存在すると信じていたのでしょう。
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