怪我の影響で(右足の親指を少々縫合)近所への買い物も、モテギのレース観戦も、さらに仕事もサンダルばきで「サンダラー」または「サンダリスト」の6340号@HIROSHIであります。サンダルも「2足体制」になり、カラーコーディネートに気を配りつつ(笑)硬い革靴や尖がったヒールの接近を避けながら日々通勤しております。風通しはよくっていいや。
サンマリノはなかなか白熱したようなのですが、我が家はちゃんと観てないので詳しい方にお任せ。
で、この忙しかった一ヶ月の前半に考えていたことなど。
ちょっと前のエントリで
「ウェブ進化論」については
触れたんですが、この本を読んでいて「既読感」というか「どっかで受けた印象と近いような」気がしてたんです。で・・・2.5回ほど読んだところで気づきました。コレだっ!
インターネット的:糸井重里著
かたや直近の、最新のテクノロジー側から見た、インターネットの可能性(主にonビジネス)
こなた2000年頃の、超具体的な取組から見た、やはりインターネットの可能性(主にonクリエイティブ)
アプローチは全く違う方向からだし、期待を寄せる視点はちょっと違うのだが、指摘するインターネットの「得意分野」や「具体的な可能性」がかなり近いところに収まっていること。それに両書がともに「超大勢のフツーの人々」が参加して繋がっていくイメージを期待し表現しているところは、ちょっとした感動に近い驚きだったのです。
特に、まだ21世紀になるかどうかの時点で(2006年時点でも十分に刺激的な)示唆に富んだ内容を「実感」のある内容の書物にまとめた糸井氏の洞察力には改めて驚くと同時に「さすがやなぁ・・・!」と感心することしきりなのです。同時に梅田氏の、かなり専門的というか現在のWEBに特化された話題を、実例を交えて平易かつ説得力のある表現と言葉で説く力量(というより「姿勢」かな)にも改めて敬服します。
この2冊、併せて読むと「面白さ増量」ですよ。
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梅田・糸井対談、聴いてみたい気がするなぁ。