映画「ザ・シューター 極大射程」をご存知でしょうか?
主人公「ボブリー・スワガー」が射撃の名手で、要人狙撃、暗殺をさせられると言うB級映画です。
この映画に登場する重要なアイテムとして、「Cheytac M200」と言う狙撃ライフルが有ります。
この銃は、口径が408と言う中途半端な口径で、アメリカ軍には採用されませんでした。
バレットライフルの50口径と、L 96の338ラプアマグナムの中間の口径として開発された対人狙撃用のライフルなのですが、その中途半端なスペックがアメリカ軍には気に入ってもらえなかったようで、軍用としては採用されなかったようです。
上の銃がソーコム製CheytacM200
下が、ソーコム製バレットM82A1です。
写真はどちらも合法的なエアーガンです。
バレットは50口径、CheyTacM200は、408口径です。
どちらもかなりの破壊力があるのですが、M200は、対人狙撃用として開発されたものの様です。
今回はこれをレポートします。
先ず、このM200ですが、映画「ザ・シューター 極大射程」で、「マーク・ウオールバーグ」扮する「ボブリー・スワガー」が、要人暗殺に巻き込まれ、追い込まれると言う内容ですが、凄腕の狙撃手と言う設定で、使用する銃がCheytacM200 と言うちょっと珍しい銃です。
狙撃用として開発されたものの様ですが、408口径と言う珍しい口径です。
他の映画では先ず見られない銃ですね。
上の写真のは、エアーガンですが、上の物がアレス製のケースレスエアーコッキング式です。
下の物が、ガス式のカート仕様のガスガンです。
メーカーはソーコムギアです。
このM200と言う銃ですが、映画では「極大射程」以外では見た事が有りません。
かなりレアな銃と思います。
今回紹介する物は、日本国内で合法的に買える「おもちゃ」の銃です。
金属製でもアルミや亜鉛ダイキャストを使い、必要以上の強度を持たない設計の様です。
なのでよく壊れるので注意が必要です。
どちらも海外製のエアーガンです。
この2丁のエアーガンですが、ソーコムギアの方はカート式の8ミリBB弾を発射するガスガンで、アレス製は、シンプルなエアーコッキング式の6ミリBB弾を発射するトイガンです。
どちらもアルミを主体としたエアーガンです。
機関部を見ると、ボルトのストロークが違います。
ソーコムはカート式のなので実銃の様な長いストロークです。
この様にカートリッジを装填、排莢します。8ミリのBB弾を使います。
マガジンも実銃の様な構造でカートリッジを装填できます。
アレスの方はケースレスのエアーコッキング式ですのでカートリッジは使いません。
マガジンはほぼ同じ大きさです。
左がソーコム、右側アレスです。
アレスはケースレスなのでBB弾を直接マガジンに装填します。
左がアレス、右がソーコムです。
マガジン側面の溝の大きさもソーコムは実物そっくりです。
こちらがソーコム製、
こちらがアレス製の機関部エジェクションポートですが、ソーコムはボルトに溝が掘ってあったり、何のパーツか分からないのですが、四角いパーツが付いてます。
アレス製はその辺が省略されています。
このアレスのボルトは、東京マルイのVSRと同じサイズの様で、交換も可能の様です。
フレームの刻印は、アレスがEDM になっていますが、
ソーコムの物は、CHEYTACになっています。
どちらも実際に存在するので間違いは有りません。
銃身に付いているバイポッドですが、ソーコムは刻印が入っています。
アレスの物は何も有りませんが、どちらも伸縮します。
バイポッドを止めているパーツですが、ソーコムは丸みが有り、
アレスは角ばっています。
これはソーコムの方が正解のようです。
マガジンですが、ソーコムの物をアレスにあてがってみたら、
サイズ的に付きそうですが、かなり加工が必要です。
ソーコムのマガジンは本物かと思うほどリアルです。
材質も鉄板のようです。
ハンドガードの留め具ですが、
こちらがアレス製。
こちらがソーコム製。厚みが違います。
それと、細かい部分ですが、アレスには銃身を固定するナットを緩まない様にするノブが有りませんが、ソーコムはちゃんとついています。
この四角い出っ張りの上に円筒形のノブがあるのですが、アレスには有りません。
ソーコムの方はガスガンなので、
ボルトにガスを注入するところが有ります。
バルブを開くためのスプリングがカットされているのでバルブを叩く力が弱すぎて、ガスの放出量が少なくパワーが出ません。
初速が20メートルくらいでしょうか。
いつか適当なスプリングと交換して、せめて初速60メートルくらいは出るように調整します。
手前からソーコム製 バレットM82電動ガン
真ん中が、ソーコム製 CheytacM200 ガスガン
上がアレス製 Cheytac M200 エアーコッキング
どれも10キロくらいある重い銃です。
これでも「おもちゃ」なんですね。
でもロマンを感じることの出来る、映画のヒーローになれる高価なアイテムですね。
高くてもまた別なのが欲しくなるしょうがない性格なので困っています。
こんなの買っているからいつも金欠です。
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